見出し画像

375.熱を伝導させる力

とあるバーでたまにバイトをしています。

グラスを洗ったりバッシングしたり、そういった仕事ですが夜中の空き時間を使ってたまにやっています。

カクテルを作る際のシェイカーや、ステンレスのコップなどを洗おうと手に取るとき。

「冷たっ」と驚くほど冷たいことがあります。

氷を入れてすぐにも関わらず、これほど早く冷えることを感じた僕の脳裏に「熱伝導」という言葉が浮かびました。

これは物理的な熱量だけでなく、人間的な熱量も同様に、伝導力ってあるよなぁ、と思ったわけです。

最近、上記の動画を観たからかもしれません。

熱伝導なんて言葉は、理解の授業でもない限り思い出したりしないので、久々によぎった単語でした。

人にも熱の強弱があって、強い方がすごいとかではないけれど、どちらにせよ伝導力はありますよね。

それは時に、言葉や行動、物事への姿勢など何かしらを媒介して熱は伝わっていきます。

この熱伝導力を鍛えたい。

せっかく熱い想いがあっても、熱量溢れる行動をしても、伝わることこそが大事であって。

世に出るということはそういうこと。
思っていて、本当に思っているだけだと世界は何も変わらなくて。

こうして発信活動をしているのも、ゆくゆくは本の出版や何かしらの事業を立ち上げていくのも、思っているだけでなく熱を撒き散らして巻き込んでいくことになると思っています。

熱血的な、少年ジャンプ的なイメージだけでなくても、静かに淡々と信頼を勝ち取っていく人でも達成に対しての熱は感じ取れます。

熱を持つのはできる。
熱を伝えるのは、鍛える必要がある。

先陣を切って走っていこうとしているのならば、その熱を伝導させる力は身につける必要があると感じました。

鍛える方法は、何度も何度も繰り返し伝えること。
うまくいくこととうまくいかないことがあって、ひたすらにその繰り返し。

どうすればこの自分の想いが伝わるだろう。
この熱量がそのまま伝わっていくだろう。

試行錯誤で、何度も発信する。

おそらくどれだけ”わかりやすく”発信するかというところがポイントな気がしますが、このわかりやすさも何度も試しては改善するのみで。

こうしてnoteを通した文章でも。
対面で会ったときの言葉や人間力でも。

自分の中にほとばしっている熱を、ありのまま外に伝えられるように。

結局は、場数と継続と挑戦の量。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?