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270.果たして仕事に終わりは来るのだろうか

一日の時間は全人類平等ですが、たまに倍ぐらいあるんじゃないか、という人を見かけますよね。
本当に不思議です。
どうやったらそれだけの仕事量を限られた時間の中でやりきることができるのでしょうか。

一日は二十四時間。
人生はだいたい三万日だそうです。

さて、その時間をかけて我々は一生懸命人生を良くしたり、仕事をしたり、遊んだり、何もしなかったりします。

ただ、多くの人が一生懸命頑張っている。

自由がいずれやって来ると、目の前の仕事に取り掛かる。
ただ、変わらない現状。
いつまでも追ってくるやるべきこと。

限りある時間の使い方、より良い人生を歩んでいくために、我々は何に覚悟を決める必要があるのでしょうか。

果たして人は、時間から本当に解放されるのでしょうか?

一冊の本を立ち読みして思ったこと

今日、若干空き時間があったので、近くの本屋に入りました。
下記の一冊を見つけて、思わず手に取ります。

よくある時間術の本かな、と思いました。

時間術どころか、むしろ逆をいくような内容が書かれた本でした。

立ち読みしただけなので、全容は見切れていませんが気になる点を読み進めているだけでも新しい発見がありました。

時間に関して、受け入れることが大事だと。
持っているすべての仕事が終わったら自由が訪れるという幻想を捨てろと。

そんな身も蓋もないような、ただ紛れもない現実が書かれています。

仕事が終わって自由が訪れことはない。
有姪な「パーキンソンの法則」の通り、与えられた時間分やることは膨張して、常に時間はいっぱいいっぱいになる。

期限を伸ばそうと、スケジューリングを改善しようと、ツールを充実させやり方にこだわっても。

時間はいつでも、足りないなぁ、なんていう思いが付きまとってきます。

さて。

本の紹介をしたいわけではないのですが(改めてちゃんと読みたい)、ぜひ一読する価値の高い本だと感じました。
※有名な本要約サイト「flier(フライヤー)」にも載っています。

選択が人生をつくる

何を選ぶかは自由であるが、何を選ぶかで人生は決まる。

本を読んで行動するのも、一つの意見だよなと素通りするのも自由です。
基本的に人生の選択に正解はありませんから、選んだことを正解にする人生にしていくしかありません。

正解はありませんが、真実はあります。

時間は、有限だということ。
これは時計があった時代もない時代も、人間であってもそうでなくても、同じではないでしょうか。

その選択で、限りが少し近づいています。

あなたの仕事に終わりは来ないので、自由になりたければ本当の優先順位を選別する。

横に置いたり、時には断ち切ったりすることもあるかもしれません。

それは、重要だと思っていたやるべきことが意外とそうでもなかっただけかもしれません。
人付き合いかもしれませんし、生活リズムかもしれません。
お金かも、会社かも、趣味かもしれません。

僕もすでに、結構断ち切ってきたこともあります。

あとは自分自身が素直に学び変化するんだという、頑固さやプライドを断ち切りたい。

捨てて、新しい自分になってから、拾いにいこう。

その仕事は、選択した人生でしょうか。

何に取り掛かっても終わりが来ないことを受け入れつつ、新しい選択をし続けましょう。

きっと、今の概念にはない新しい自由を感じられる日が来るかもしれません。

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