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244.他人や世界ではなく、自分を変えることが未来を拓く

人に影響を与えたい。
より人生を豊かにしたい。
世界を少しでも変えたい。

そういう思いが湧き上がってきたのは、高校三年生時に書いた自分のWeb小説が、60,000PVを超えた辺りの頃でした。

ただ一方で、こうも思います。

もっと世界がこうだったら。
もっとこんな人が存在すれば。
もっと世の中の仕組みがこうだったら……。

理想は挙げればキリがありません。

パンをくわえた女子と道の角でぶつかって、その子が転校生で同じクラスだったり。
就職先の上司が、誰もが憧れるバリバリのキャリアウーマンだったり。
たまたま買った宝くじが当選したり。
とんでもないイケメンに助けられたり。

こうであればいいのに、という想いは、誰もが抱いたことがあるでしょう。

ただ、どうやら他人や世界は変えられないらしいのです。

それは、今までの人生でも薄々勘付いていたことなのかもしれません。
何も知らないフリをして、この人が変えてくれる、この会社が、この政治家が、この友達が、この宝くじが、自分の環境を変えてくれると思い込んで、足も動かさず願ってばかりいる。

そんな自分に、実は自分が一番気づいていたのかもしれません。

アドラー心理学では、「過去と他人は変えられない」と説いています。

世界的な自己啓発の名著『7つの習慣』では、「自分が変わることで、周りが変わる」という原理原則が書かれています。

発行累計部数4,000万部超えのベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』では、「他の誰を変えることより、自分自身を変えるほうがずっと簡単だ」というセリフが書かれています。

結果、世界を変えようと思っても、日本を変えよう、会社を変えよう、部活を変えようと、どのコミュニティで思っていても、まずできることは「自分を変えること」、ただそれだけなのです。

今僕は、自分を変え、人間として成長するために、たくさんのことを学び、人と向き合い、コミュニティに触れ、変化のきっかけを創出し続けています。

世界ではSDGsを始め、この世の中を変えよう、良くしようと動いている人はたくさんいます。

誰かが変えてくれるのではないのです。
偉い人だけが世界を良くしてくれるのではないのです。

いつ来るかわからない誰かや世の中の変化を期待するよりは、自分が変化するほうが確かに建設的かもしれません。

声を挙げるだけでなく、活動に。
思うだけでなく、行動に。

その一歩が、やがて世界を変えると信じて。

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