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のび太の結婚前夜

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

1999年の「ドラえもん」映画。『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』と同時上映された作品です。

子ども向けアニメは意外と名作が多い

「ドラえもん」の映画は "大人も泣ける" という評判を聞いたことはありませんか?
試しに「ドラえもん 映画 泣ける」で検索してみてください。い~っぱいおすすめ作品が出てきます!

ちなみに「クレヨンしんちゃん」の映画も、油断していると泣かされます。笑(興味のある方は検索してみてね♩)

中でも本作は『おばあちゃんの思い出』(2000年)と並んで "大人が泣ける" ドラえもん映画として有名な作品なのです。

わたしが観てみようと思ったきっかけも、そんな評判をネットで目にしたからでした。

わたしと「ドラえもん」

わたし自身の子ども時代や、息子の幼少期をふり返っても、わが家ではドラえもんが「特別に好き!」とか「コミックを読んでいた」ということはありませんでした。

でも、TVでアニメを観たことは何度もありますし、病院の待合室などに単行本が置いてあれば手にとって読むこともありました。

ドラえもんは未来からきたネコ型ロボットで、のび太くんは学校でよく廊下に立たされていて、スネ夫はお母さんから「スネちゃま」と呼ばれていて、ジャイアンは音痴だけれどリサイタルをするのが好きで、しずかちゃんは―― と、スラスラ説明が出てくるくらい。

日本人の基礎知識レベルに浸透していますよね。ちなみに、わたしが唯一 "見ないで描ける" キャラクターは、ドラえもん。笑

ドラえもんの声が大山のぶ代さんから変わってしまった時は寂しかったけれど、今でもTVアニメが続いているのはすごいなぁと思います。

それに、のび太くんにはとてもシンパシーを感じてしまう。

あったかいふとんでぐっすりねる!
こんな楽しいことがほかにあるか。

という名言。

SNS などでよく画像が流れてきますが、同感しかないです!
(同様に「ちびまる子ちゃん」にも親しみを感じます。笑)

しずかちゃんのパパが素敵すぎる

さて、本作『のび太の結婚前夜』のこと。

あらすじ(ネタバレなし)
ある日、しずかちゃんと出来杉くんが空き地で劇の練習をしていると、のび太が通りかかって二人の仲良さげな様子にやきもちを妬きます。
将来、本当にしずかちゃんと結婚できるのか不安になったのび太は、ドラえもんと一緒にタイムマシンで未来へ行って確かめることに。
到着したのは、結婚前日の式場。のび太とドラえもんは、青年になった "未来ののび太" の様子をこっそり見守りますが――。

挙式前日、しずかちゃんの実家では両親とお別れのディナーを終えたところ。すっかり娘らしくなった、大人のしずかちゃん。

ママから「明日は早いのだから、もう休みなさい」「その前に、お父さんにおやすみなさいのご挨拶をしてね」と促されます。

パパの書斎に行って「おやすみなさい……」と言うしずかちゃん。両親とのお別れがつらくて「わたし、お嫁に行くの、やめる!」と泣きだしてしまいます。

そんなしずかちゃんにパパが語りかける言葉が本当に優しくて……涙。

鑑賞当時、わたしは 40代。(さらに年齢を重ねて、現在 50代。きのうも再鑑賞してしまいました)娘としての立場、子を送り出す親としての立場、どちらの側から観ても胸に迫るものがありましたね~!

・・・

しずかちゃんのパパ、いいですよね~♩

穏やかで上品で「こんなお父さん、欲しかったなぁ」とわたしが憧れる父親像の一人でもあります。(娘のことを「きみ」って呼ぶお父さん、知的で良くないですか? わたしは好きです!笑)

 余談ですが、わたしの憧れのお父さん像キャラクターベスト3は、

○『赤毛のアン』のマシュー・カスバート(アンの養父)
○『耳をすませば』の月島靖也(雫の父)
○『ドラえもん』のしずかちゃんのパパ
[番外編]
○ 長塚京三さん!♡

です。笑

・・・

しずかちゃんのパパの名セリフ、ぜひ本編でご覧になってみてください♩
観る時はハンカチのご用意を忘れずに……。(お嬢さんをお持ちのお父様は特に。笑)


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