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課題解決や改善の難しさ

改善、課題解決、提案活動、呼び方は違えど、現状を変えて、何かを得ようとする動きです。

しばしば感じるのですが、何かをしようとすると、
「〜の場合はどうするのですか?」
「〜だからダメ」
といった、問題点の指摘や、実現を否定する事例の提示が、たくさん出てきます。

それらは、たいてい正しいのですが…

多くの人に気づいて欲しいことがあります。それは、誰かの提案の穴(つまり、問題点や欠点)を指摘するのを得意とする人が、あまりにも多いという事実です。

できない理由を指摘する能力の高い人は、たくさんいます。

もう、そういう人は、有り余っています。

それよりも、誰かの提案に対し、
「〜という前提を周知させれば着手できる」
「〜を解決した上で進めましょう」
「〜のリスクを負うかどうか議論しましょう」
という形で、認めるための条件や進めるための道筋を示す人の方が、不足しているのです。

できる方法を考える能力の高い人は少ない。つまり、価値が高いということです。

難しいことだと思います。でも、「できない理由指摘のプロ」より「できる方法を考えるプロ」になりたいと思います。

コンサルタントに関するkindleを読みました。

製造業のシステムを経験した身として、本書に記載されている知識の重要性を再認識させていただきました。

生産計画、部品構成、所要量計算等々…図表やフローでイメージしやすい内容であるだけでなく、ひとつひとつの用語の意味や関連性を見直し、学び直し、考え直しのいい機会になりました。

他にも、販売管理、労務管理や、そもそも業務課題とは、改善とは、といったコンサルタントでなくても持つべき課題解決への向き合い方が示されています。記載されている内容について、もっと深く理解し、考え、行動に結びつけていきたいと、気持ちを新たにしました。

コンサルタントを悪く言う人がいます。
「現場を理解していない」
「理想や理屈ばかり言う」
「評論家みたいに口先ばかり」
……確かに、そういうコンサルタントもいるかもしれません。

でも、多くのコンサルタントは、たくさんのことを学び、たくさんの現場を知り、たくさんの解決事例を持っています。

そして何より、私の知っている、何人かのコンサルタントたちは、「できる方法を方法を考えるプロ」です。

私はコンサルタントではありませんが、自分の持ち場で、「できる方法を考えるプロ」を目指したいと思っています。

そのためにも、誰からの、どんな些細な相談に対しても、決して否定的にならず、「何に困っているのか」「何が問題の真因なのか」を、共に考えるようでありたいと思っついます。

まぁ、とはいえ、道半ばですが……

最後までお読みいただき、ありがとうございました。kindleでも、いろいろ書いていますので、ぜひ、お読み下さい!


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