皮膚科・美容皮膚科で効果を感じたものとその継続性

これまでニキビやニキビ跡のために
行った皮膚科・美容皮膚科は
多すぎて数えられません。
うち1件は未だに通っています。

今回はこれまでに行った皮膚科や
美容皮膚科で行った施術とその継続性、
また美容皮膚科で話を聞いてやめた施術について綴ります。

【フラクショナルco2レーザー】

言わずとも知れたニキビ跡に効くレーザーです。
ダウンタイムは人によりますが約1週間程度。
(翌日からメイク可能と謳う美容外科もありますが、
肌の状態がほぼ元通りになるまでに1週間は要します。)
当日や翌日は肌がざらざらしていて化粧ノリは最悪です。
●効果
ダウンタイム期間は顔が赤くなるため、効果はわかりませんが、
施術から2週間程度でニキビ跡は若干落ち着くと思います。
フラクショナルco2レーザーは、1回の施術で肌の20~25%を生まれ変わらせるといわれています。つまりニキビ跡で悩む方は4回以上の施術が効果的。
美容外科でのレーザーは出力が大きいため間隔は月1くらいがベターです。
私は1回の施術で効果を感じました。当時はそれほどニキビ跡がひどくないということもあり、2回目を受けるまで2か月ほど空けてしまいました。
●継続性
1回目を受けてから2回目を受けるまでの2か月の間に徐々に肌がもどってしまったように感じます。
≪1ヶ月毎に1回、計4回の施術にて長期(半年~1年)にわたる効果の持続
継続した治療を受けることで、皮膚の自己再生能力が促され、ハリやキメの整った肌に加え、シミやシワにも効果が期待できます。
現在も品川美容外科院内モニターの検証を継続して行っており、より効果的な治療方法を研究しています。≫
↑これは品川美容外科のHPに書いてあります。一時的にきれいになっても、継続しなければ半年~1年でほぼ元に戻ってしまうということです。
●まとめ
フラクショナルco2レーザーの継続性は半年~1年のため、お金がなく継続が難しければしないほうがいい。
また、美容外科は出力が大きいためかなり痛いです。
1回目は出力が小さいので耐えられる痛みですが、2回目からはまじです。
(私は耐え切れませんでした。。)

【フォトシルクプラス】

ニキビ跡やそばかす・しみなどに効く美肌治療です。
ダウンタイムもなく、施術後は肌が若干トーンアップしたように感じます。
※美容外科により過大広告もありますが、劇的なトーンアップはありません。
●効果
ニキビ跡への効果はフラクショナルco2レーザーに比べると劣りますが、
肌の全体的なトーンアップへはうってつけです。
またダウンタイムがない照射治療のため、気軽に受けることができます。
●継続性
ニキビ跡で悩む方は1回で効果を感じにくく、
4回ほど受けてようやく効果を実感できてきます。
効果こそ感じにくいものの、その継続性はフラクショナルco2レーザーより長く感じました。価格もフラクショナルco2レーザーより安いため、
長い目でみれる方にはおすすめです。
●まとめ
照射治療のため安価だが効果を実感するまで時間がかかる。
また、デメリットとしてかなりまぶしいです。
目を閉じていますが、やはり顔への照射治療のため
そのまぶしさに耐えられない方もいます(私です。)
出力の点で継続が難しい場合は
サロンでのフォトフェイシャルがおすすめです。
私の経験上ですが、耐えられるまぶしさでした。

【ピーリング】

ピーリングにはさまざまな種類がありますが
ここではまとめてピーリングとします。
●効果
ピーリングの効果といえば角質の除去ですが、
もちろん普段のケアを怠ってピーリングをしていては元も子もありません。
しかし普段のケアをしっかりしていてもピーリングの効果は感じづらいです。
私が唯一効果を感じたピーリングは品川美容外科で受けた
グロスピールというピーリングです。
果実エキスが主成分のため、抗酸化のはたらきにより肌がつるっとします。
ニキビやニキビ跡への効果というよりは、肌表面のざらつきや
角質、毛穴づまりに効果を感じました。
●継続性
これは書いていて胸が痛いのですが、
正直継続性は感じませんでした。
施術を受けた日はつるっとして肌も若干明るくなりうれしいのですが、
翌日からはいたって普通です。
このことから、ピーリングは肌スキンケアのひとつという認識で
たまにする高いパックなどと同じように日頃から気軽に取り入れるべき
施術だと思います。
●まとめ
施術を受けるというよりも、スキンケアのひとつとして
日頃から取り入れるべき施術。
角質や毛穴づまりはニキビの原因となるため
日頃からケアすべきものです。
ピーリングは何回受ければいいというものではなく、
ちょっとした自分へのご褒美や
デート前の仕込みとして利用することをおすすめします。

【赤外線治療】

さまざまな皮膚科で保険診療としても受けることのできる治療。
私は皮膚科での診察後、面皰圧縮治療までの待ち時間によく受けていました。
●効果
効果は正直まったくわかりません。保険診療のため仕方がありませんが、
ニキビ跡というより、炎症の強いニキビに効果があるらしい。
たしかに、赤外線を受けているとなんとなく効き目があるような気がする。。
●継続性
効果を感じにくいため、継続性もわかりません。。。。
●まとめ
赤外線は赤ニキビに効くとよく言われていますが、
ほぼ気持ちの問題な気がします。
私の場合、診察に含まれていたため問題ありませんでしたが、
赤外線治療のためだけに病院に行ったりお金を払うのは
期待にそぐわないためやめておいたほうがいいです。

【話を聞いてやめたもの】

すごく興味があって、でも医師と話した結果やめたもののなかに
イソトレチノイン:商品名として「ロアキュタン」があります。
ロアキュタンはニキビ治療の切り札といわれるほど
とても強力なニキビの内服薬です。
副作用も強く出産や胎児へのリスクがあり、また内服終了後も半年間は避妊が必要だといわれています。海外では、にきび治療に必要不可欠な薬剤として認知されていますが、日本では厚生労働省の認可がおりてないため、保険外となっています。
当時のわたしは頬にしこりのような赤いニキビが6つくらい、
のこりはふつうの赤ニキビと白ニキビとニキビ跡で
すがる思いでロアキュタンがほしいと医師に相談しました。
以下が医師に言われたことです。
・ロアキュタンを処方するほどひどい肌ではない
・顔中がニキビまみれのような、本当にひどいニキビ肌の人に勧めている
・ニキビができづらくなるだけなので、ニキビ跡への効果はない
・どうしても処方を希望するならできるが、副作用がひどい
わたしはたしかに顔がぶつぶつでしたが、
ロアキュタンはニキビ以外への作用も強力です。
●ロアキュタンの副作用
・鬱、幻覚、幻聴、自傷行為、自殺企図などの重大な精神疾患
・皮膚や粘膜の乾燥症状
・頭痛 
・発疹、軽度の痒み、落屑、脱毛
・眼瞼炎、結膜炎
・筋肉痛や関節痛 
・肝機能低下
・めまい、吐き気
これらの副作用を理解したうえで錠剤を飲む、という勇気が出ず、
処方してもらいませんでした。
また、当時のわたしはニキビが異常にできるというよりも
定期的にできるニキビとそのニキビ跡に悩んでいたため
適切ではないと感じました。

重症ニキビ用ですが、保険適用外のため
どうしてもという患者さんには処方もされるようですが
よく調べたうえで飲むようにしてください。


【まとめ】

今回は代表的な治療についてのみ書きました。
すぐに効果がほしいから自費治療をしているのに
効果を感じないという方は参考にされてください。

また、どの治療・スキンケアも継続が大切です。
約3か月以上続けなければ実感できるほどの効果を得ることは難しいです。
特に美容皮膚科での治療は高額になることが多いため、
継続できないのであればやめておくことをおすすめします。

なにかご要望等あればインスタグラムや
こちらのコメント欄で受け付けていますのでどうぞお気軽に。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?