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後ろ向き日記

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ネガティブながらも進んでいきたいタコの記録と日々の気づきです。時々前向き。
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記事一覧

孤独を、感情を自覚する

孤独を、感情を自覚する

7月の後半は、家族ともどもコロナに罹り伏せっていた。
幸い家族も自分も重症化はせず、後遺症じみた倦怠感は残っているもの、無事療養期間は終了した。
療養中、徐々にしっかりした物が食べられるようになり、起きていられる時間が長くなるにつれ、心に猛烈に、ぽっかり穴の空いたような感覚が出てきたことに気づいた。

何かしたい、でも、動く元気はない。
誰かと話したい、でも、部屋の外には出られない。

うっすら自

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後ろ向きを肯定したい

後ろ向きを肯定したい

数週間前から、プロフィール画像を自分で作成したタコのイラストにしました。
突拍子もない感じですが、なぜこうしてみたのか、その理由を記したいと思います。

noteの活動を本格的にしようと思い立ち、これまでの記事の反応を見返してみたところ、自分の好きなものに対しての語りよりも、どちらかというと内省的なことについての方が、一定数の反応があるということに気づいた。

考えてみれば、それは当然のことだ。あ

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自己肯定感に根拠はいらない

自己肯定感に根拠を求めると、しんどい。

自己肯定感を満たす方法に、今日一日でできたことを書き出すとか、とても簡単なことを目標にして、それを次々にクリアしていくスモールステップという方法で自信を持つ、というのがよく上げられている。
私もよくやっているけれど、これは密かな落とし穴を孕んでいる気もする。

成功した時なら、その小さなステップをクリアできている時ならいいけれど。
たったこれっぽっちの小さ

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オタクの中のマイノリティとして生きること

オタクの中のマイノリティとして生きること

noteを先月から始めて(というか再開して)ちょうど一ヶ月くらいになる。
「好きなものを好きな時に書く」をテーマにしているが、けれどなんというか、暗中模索気味だ。
私は趣味でネットの片隅で小説を書いているのだが、小説の場合は、話を考えた時点で割と完成形というか、答えが見えている状態なので、少しでも近づけようとすることができる。表現に迷いつつも、目指すゴールに迷いはあまりない。

でもこういうエッセ

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「終わりの気配」というもの

「終わりの気配」というもの

「終わりの気配」に、私は敏感な方だ。

と言うのも、今現在進行形ではまっているアイナナ(アイドリッシュセブン)というコンテンツが、今年で終わりそうな気配があるのだ。
正確には、終わりというか、一つの区切りを迎えるのではないかと考えている。

アイナナの根拠は、いくつかある。

*以下、アイドリッシュセブンのアプリ本編のネタバレが含まれます。
現行ストーリーのネタバレも含むので、まだ読んでいない方、

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好きの力はすごい

好きの力はすごい

「好き」という感情が持つエネルギーはすごいなと思う。

オタクはよく最初の「好き」から派生して、どんどん別の沼にも手を広げていくという現象があるが、昔から思う。
つくづく「好き」の力はすごいと。

私はとあるアニメがきっかけである声優さんのファンになり、中学生の頃からもう20年近く追いかけている。
その声優さんがきっかけで新たな作品を見て、そのうちの一つがきっかけで二次創作に興味を持つようになり、

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生産性という名の呪いについて

生産性という名の呪いについて

少し前まで、「何もしないで過ごす」ということに、私はものすごく罪悪感を抱いていた。
体力に余力があるならば、何かしなければならないと、何か身になるような、為になるような、生産的なことをしなければならないと、そう思っていた。

大好きなゲームでもそうだ。どうせやるならば同じゲームではなく、なるべく新しいものを。
あつ森でもなるべく新しい家具をゲットできるように。それが難しいなら、持っている家具をリメ

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