23時の佐賀飯アニメ

こんばんは。

最近はライティング以外にもブランディングや広報戦略のコンサルのご相談をいただくことも増えてきました。
提案力を上げるためにも空き時間には印象的なPR手法を探す習慣がつきました。
昨今では、SNSの普及もあり、営利企業のみならず自治体や個人、多様な属性でブランディングに注力されることが増えたように感じています。

自治体のPRといえば、以前はご当地キャラなど画一的なPRが多かった印象ですが、外出自粛後のGoTo再開需要狙いか、ふるさと納税の獲得増加を目指してかなど思惑は様々でしょうけれど、自治体のPR手法も変わり種が目立つようになってきました。
今月目にした中で、特に印象に残ったPR事例は『23時の佐賀飯アニメ』です。


佐賀県といえば、一昔前に出身の芸人さんによる歌が一世を風靡した記憶がある方もいらっしゃるかもしれません。
都道府県の魅力度ランキングでも下位を争うということを自虐ネタにしている知人もおりました。
「佐賀の皆様、記事にしてゴメンなさい」

名勝地が2カ所と日本で2番目に少ない県であることや、2017年の佐賀県の全国一のPR内容もこちらのように何だかコメントしがたい内容でした。

グラフィックス2

育児のしやすい県という評判も含め堅実な印象があります。
自虐ネタの印象が強く、なんだかもったいない…もっと素敵なところがあるのでは?と感じていたものの、「ではどこが?何が?」と聞かれると、嬉野紅茶、有田焼、幕末の偉人・大隈 重信の出身地、日本銀行本店や東京駅の建築を手掛けた辰野 金吾の出身地…と偏った知識ではすぐにネタがつきてしまう体たらくぶりがお恥ずかしいですが。
なぜか他県出身の方に心配される不思議な県でもあるようです。


そんな佐賀県が満を持して公開したのが、『23時の佐賀飯アニメ』。
プロジェクト立ち上げの経緯に目を通すと、この自粛ムードのご時世に発表することを迷う声もあったようですが、お家時間が長いタイミングだからこそ見ると余計に気になります。

最強の制作陣による旬の食材を中心に10種の佐賀飯を題材にした超短尺食アニメ!
「23時の佐賀飯アニメ」は、全国のみなさんに佐賀飯の魅力を直接胃袋に訴えかけようと、日本を代表する声優・宮野真守さん、アニメーション監督・藤本さとるさん、作画・伊藤郁子さん、広告演出・石田洋平さん、アニメーション制作・スタジオKAIと、強力なメンバーを制作陣に迎え制作いたしました。数ある佐賀飯の中から、今まさに旬を迎えている冬の食材を中心に10食材を選出し、本日2月15日(月曜日)の、つい小腹の空いてしまう深夜23時から、10日間連続で公開いたします。


シシリアンライスとは何?という未知の食べ物にも興味津々ですが、お気に入りは、第八夜「肉汁燃ゆ。伊万里牛ハンバーグ」の回。
思わずふるさと納税のボタンを押したくなってしまいました。
深夜の視聴は自己責任でお願いいたします。


この記事が参加している募集

#ご当地グルメ

16,064件

サポートして頂けると嬉しいです。あなたの応援が励みになります♪