Webライターがいい文章を書くために注意しているたった3つのこと
私はWebライターという、ネット上の記事を書く仕事をしています。
ネット上の記事は読み進めてもらってなんぼなため、1回読むだけで理解ができるような読みやすい文書の作成に力を注いでいます。
今回は、文書を書くのが苦手な方や、これからライター業をはじめようと思っている方に向けて、私が普段読みやすい文章を書くために注意している3つのポイントを紹介します。
読みやすい文章には、読みやすい理由がしっかりと隠されているので、その理由を理解し、本記事の内容を真似をすれば文書の質が格段に上がるはずです。
それでは、詳しく見ていきましょう。
①文章を書くときは結論から
文章を書くときは結論から書きましょう。
最初に結論を記し、次でその理由や根拠を述べると説得力が増します。
結論→理由の順番で文章を書く方法のことをPREP法といいます。
PREP法における「PREP」とは以下のとおりです。
P=Point(結論)
R=Reason(理由・根拠)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)
理由の補足として、具体例を書くと説得力が増します。
また、PREP法を用いて文章を書くと以下のようになります。
以下では、PREP法を用いた文書と用いていない文書の例文を比較します。ぜひ読みやすさや説得力を比べてみてください。
上記2つの例文は同じ内容です。
しかし、PREP法を用いた文章の方が、貯金をするためにやるべきことがすぐに分かると思います。
※ 特にネット記事では、ユーザーの疑問をすぐに解決するような内容が求められます。
一般的な物語は起承転結で書かれますが、ネット記事や論文、メルマガなどでは結論→理由の順番で書いた方が分かりやすいです。
論理的な文章を書く際は、PREP法を用いましょう。
②「〜こと」「〜という」の使用を控える
文章を書くときに、「〜こと」や「〜という」の使用を控えると、文章がシンプルになって読みやすくなります。
Webライターの世界では、「〜こと」や「〜という」は冗長表現とされ、修正を依頼される場合もあります。この2つの表現は別の言葉に置き換えられるので、なるべく使わないようにしましょう。
以下で、冗長表現を多用した文章と、できるだけ使用を控えた文章を比較します。
〈〜こと、〜というを多用した文章〉
私は英語を話すことが大好きです。
なぜなら、英語で話しているときの方が自分らしくいられるからです。
ネイティブと同じように話せるようになりたいという目標を立てることで、英語学習のモチベーションを維持することができています。
これからも、世界共通語という英語の学習に力を入れていきます。
〈〜こと、〜というを控えた文章〉
私は英会話が大好きです。
なぜなら、英語で話しているときの方が自分らしくいられるからです。
英語学習のモチベーションは「ネイティブと同じように話せるようになりたい」という目標です。
これからも、世界共通語である英語の学習に力を入れていきます。
文章の練習をする際には、「〜こと」や「〜という」をNGワードに設定するとゲーム感覚で楽しく学べます。
③主語と述語の関係に気をつける
主語と述語の意識は、文章を書く上で非常に重要です。
主語と述語の関係に気をつけるだけで、理解がしやすい文章になります。
「何が(主語)どうなる(述語)」の関係を間違えると、意味が通じなくなってしまうので注意が必要です。
〈主語+述語〉
・鳥が+飛んだ(何がどうした)
・美容室が+混んでいる(何がどうしている)
・映画が+上映される(何がどうされる)
また、長い文章を書くときには、5W1Hを意識すると良い文章になります。
5W1Hとは、「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」といった英単語の頭文字を取ったものです。
5W1Hを使用して文を作ると以下のようになります。
〈5W1H〉
・あの美容室はニューオープンしたばかりなので、混んでいる
・友達は私に昔のアルバムを見せてくれた
・プラスチック製のストローは多くの飲食店で廃止された
まとめ
文章に苦手意識のある方も、今回紹介した方法を真似するだけで文章が書きやすくなるはずです。
最初から意識をしすぎてしまうと、書きたいことが書けなくなってしまうので、一旦思いついたことを書いてから修正するのがおすすめです。
実践後は、ぜひ過去に書いた自身の文章と読み比べてみてください。
【記事作成者プロフィール】
Haru/踊るWebライター
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・記事納品はコピペチェック&文章校正ツールにかけてから
・ダイエット/筋トレ/食事/健康/旅、旅行/語学系が得意
・記事作成/SEO記事構成/見出し作り/記事校正/画像選定など可
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haruki2425.dance@gmail.com
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