南と北のインドカレー
私は辛いものが大好き。
特に今年妊娠してから、辛いもの欲が止まらない。
辛さを増すとおいしくなりそうな料理には、ガラムマサラ・七味唐辛子・タイ人同僚の母お手製のスペシャル辛味調味料(タイ版七味唐辛子みたいな?)を振りかけまくっている。
妊娠中は消化機能も落ちるというので、辛いものを極度にとると、毎度ながら胃もたれや腹痛に襲われるけれど…
最近の気になっている辛いものは、南インドカレー。
え、インドカレーって、あのナンが付いたバターチキンカレーに代表されるような、ドロッとしたカレーではないの?と思う人もいるかもしれないが、
実はあれは北インドのカレー。
北インドカレーの特徴
南インドカレーの特徴
北は濃厚、南はシャバシャバ(あっさり)。
これは世界におけるビールにも言えそう。
北国のビール(ドイツやチェコ)は濃厚なものも多く、アルコール度数も高い。南の方のビール(タイとかベトナム)はあっさりした後味のものが多い。
やはり気候風土に準じた「テイスト」が食文化にも色濃く残るんだなぁ。
まだまだ一都三県の中では南インド料理は多くはないが、
南インド出身の同僚に「ここは故郷の味と似ている」というレストランに連れて行ってもらったのがきっかけで、南インド料理(カレー)を知ることになる。
個人的に南インドスタイルのカレーが好きと思う理由は、たくさんの野菜が入っていることと、スパイスがとてもよく感じられるから。
インドと一口に言っても、人口13億人、国土面積は日本の8.7倍。
スケール大きすぎて、一口には語れない。
南と北という分け方も強引だが、大きく分けての傾向は上述の通り。
東と西でもまたカレーのスタイルは違うのだと思う。
日本も南北に長いので、うどんやお味噌一つとっても、味わいや食べ方が違う。
そのお国の料理をさらに知るには、地域別に見るのも面白いかもしれない。
カレーについてもっと面白く知りたい、という方は、私が愛してやまないPodcastの「カレー三兄弟のもぐもぐ自由研究」のnoteやPodcastを聞いてみてください。
PS:ここまでインドカレーについて語っているが、インドには残念ながら行ったことがない。
今行きたい国の5本指に入る。
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