春を感じた
毛布を丁寧に3枚重ね合わせて、向暑はるはその中に包まれていたはずだ。
寝る前は。
朝起きると、1枚は足の下に、1枚は頭の上に、最後の一枚はベットの下に落ちていた。
どうやら春がきたらしい。
毛布がないと夜を過ごせない季節は、どうやら今年も乗り越えた。
それでも朝はまだ肌寒くて、落ちていた毛布を拾って身体に巻いた後、二度寝についた。
暖かくなっても毛布は気持ちが良いのでまだ当分は離さないだろう。
寝る前とは比べ物にならないくらいくしゃくしゃになったベットの上を見て、今は春の風情を感じている。
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