【質問】写真を撮るときに大切にしていることやコツはありますか?

ありません!

と答えるのは半分嘘で半分正解のような気がします。

写真に関わらず芸術というのは色んな技法があります。

三分割構図とか視線誘導とか色の組み合わせとか、、、

一見普通の人物画に見えるモナリザでさえ芸術に革新をもたらした技法が使われています。

でも何がすごいかって言われたら正直分からないじゃないですか。

多分あの作品は現代の人にとっては「誰かがすごいって言ってるからすごい作品」でしかない気がします。

ゴッホが描いたやつだってそうです。

多分勉強すれば本当に素晴らしい作品なんだけどね。

でも向暑はるはその誰かのすごいに乗っかることはあんまり好きではないです。

誰かがゴッホよりラッセンが好きと言ったように、向暑はるはモナリザよりnoteで見るみんなの作品の方が好きです。

ありがたいことに、向暑はるの写真を見て、素敵な感想をたくさん頂くけど、

あの写真たちは何かの作品を参考にしているわけでもないし、技法を意識して撮っている訳ではないです。

適当に歩いていて、あ。今、目に写っている景色をデータに残したいっていう瞬間を切り取っているだけです。

本当はカメラを始めてから技法とか色とか勉強して色んな作品を真似しました。

でもそれ以上にカメラを初めて手にして撮った最初の一枚の方が今でも美しく感じます。

芸術の付加価値は感情です。

だから向暑はるは誰かがすごいと言っているモナリザを見ても何も感じないけど、noteのみんなの作品は向暑はるが好きだから美しく見えます。

向暑はるの写真はプロのような技法を使った写真ではないけど、見た景色を残したいという感情は詰められています。

評価とか気にしないで、感情のままに切り取ることが大切なことだと思います。

仮に向暑はるが画家だとしたら、モナリザを模倣しようとは思わないし、

誰に何を言われようともショートボブのあの子の笑顔を世界一美しい女性として描きます。

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