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【転職】同じ場所で長く働くことは幸せか?

マルチポテンシャライトさんが悩むことの一つに「転職が多い」ということがあるのではないでしょうか?

「ずっと同じ場所で働きつづけること」は幸せなこと?

きっかけは、最近、近々退職する同僚と、話をしていたときのこと。

そのときに、その人がポツリと言ったことがとても気になりました。

同僚:何十年も働いている人を尊敬します。そうなりたかったけど、できませんでした…。
はるきん:私も全然長くつづかないですよ~

勢いで、そんな風に応答してしまったのだけど、多分言いたいことは少し違ったなあと思ったのです。

何十年も同じ場所で働き続けることは、少し前までは割と珍しくないことだったのかもしれません。終身雇用という制度があり、日本では会社がもう一つの家としてのセーフティネットの役割を果たしていた時期もありました。

しかし、現在は終身雇用制度は崩壊し、会社が個人の面倒を一生見ることは難しいということがわかってきました。

終身雇用制度にはいい面と悪い面の両方あって、例えば、会社が与えた環境や役割に順応して成長し、社内の中で徐々にステップアップしていくと同時に自らも成長していくような、与えられた環境のなかでパフォーマンスを出すことが性に合っている人だと、終身雇用制度はプラスに働きます。

一方、自らの中にやりたいことや野心がある。あるいは、自分から課題を見つけたり、自分なりの取り組む理由がないと力が入らない人にとっては、終身雇用制度のような、自分で仕事を選べなかったり、会社の文脈でしか動けないことに窮屈さや退屈を感じることも多いように思います。

だから、「同じ場所で長く働き続けること」は、その事実が一緒でも、その人の指向性や適性によって、やりがいや、幸福感、成長の感じ方がかなり違ってくるのだと思います。

適職は、自分が納得して選び、行っているかどうか


もちろん、同じ職場で何十年と働く人には、様々なメリットがあると思います。

  1. 知識をストレートに積み上げてスキルにできること

  2. 周囲に気心のしれた仲間がいる

  3. 少々失敗しても、これまでの信頼貯金で賄える

  4. 転職など将来の心配をする必要がない

ただ、私が一番大事だと思うのは、どんな仕事でも自分が納得して決めているかどうか、だと思います。

大企業で、安定していて、給料もよい。

福利厚生も充実していて、一緒に働く仲間もいい人。

これだけ聞いたら、とてもいい職場に見えます。おそらく実際にとてもよい職場でしょう。

ただ、その職場とその仕事を自分が納得して選んだわけではなかったら?

ずっといつづけることはとても難しいと思います。

どんな大看板があっても、なくても自分が心から納得したことに対して、人はたのしく、かつ100%の力を発揮しようと頑張ることができると思うのです。

だから、自分が納得したこと、そして今も納得し続けることのできる仕事と職場で働き続けたら、結果的には長く働いていた、は多分とてもハッピー。

自分が納得して始めたけど、納得することが難しくなり、自分が納得できる道を探したら転職することになった、も同じくハッピー。

同じ場所で長く働いても、そうでなくても、自分の納得感を大事にして働けていたら、それぞれに幸せなんじゃないかなぁ?と思います。

自分の納得感を知るには、自己分析が最適


じゃあ自分の納得感ってどうやったらわかるの??

という人は、自分を少しでも知ることが近道かと思います。

何が好きで、何が嫌いか。

何が得意で、何が不得意か。

何を大切にしたくて、何を我慢できないのか。
自己分析もいくつかやっていることがあるので、こちら近々ご紹介したいと思います。

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