「先生、ちゃんと子どもからの支持を得ないと、あだ名つけられちゃうよ。」
こんにちは。
陽金香です。
みなさまいかがお過ごしですか?
まだまだ暑い日が多いですが、先日、カフェで夏限定の赤シソーダ🍹なるものを飲んだ日には、心まで涼やかになって嬉しくなって帰りました(暑さがくれた嬉しさです😌)。
さて今回は、私が先日、教育実習先で小学生に言われた言葉をご紹介します。
私は、教育実習先の小学校で授業をしています。
対象は6年生(全学級)。科目は算数です。
私は大学院でグループ学習について研究しているため、教育実習では研究の一環として、授業を行わせて頂いています。
毎回、グループ学習を取り入れて、教師のどのような教示で(今回着目しているのはp4cの要素を取り入れた教示)、児童同士の相互作用が促進されるかについて調査、分析中です。
研究の一環とはいえ、子どもにとっての大事な1時間。
それを私がもらっているのだから、質のよい授業をしたい。「わかる・楽しい授業」をしたい!
だから準備も、力が入ります。
教える単元の教材研究。授業で使う資料の用意。導入で使う雑談のために豆知識をストック!同時に研究にかかる準備を行う。質問紙の作成。子どもの発言の録音の準備。教示はどうするか?
…などなど。
前日は何度も頭で授業をシュミレーション(それでも結局は、毎回子どもの反応を見ながら流れや発問を変えていくことになる)。
たくさん準備をしたからといって、当日うまくいくとは限らない。
うまくいった!と感じられる授業と、そうでない授業の数々。
自分ができていないことが、自分でとてもわかります。
でも、だからといって、やらなければ成長しないと思い、
嗚呼!と、心の中で繰り返しながら、奮闘しています。
授業を参観してくださる教科担当の先生は、「先生にお任せいたします☺️」と授業に関しては一任してくださり、授業後には物腰柔らかに最低限の助言をしてくださっています。
先生だけにご助言頂いていた私は、ある時、
「授業を受けているのは子ども。子どもに直接、聞いてみるのはどうか。」
と思いました。
だから毎回、授業後の休み時間、子どもに私の授業について直接聞いています。
👩🏫「先生(私)の今日の授業、どうだった?」
そうすると、素直に、子どもは答えてくれます。
※今まで受けた助言の例です。
誰を当てるか、どの順番で当てるかが大事。授業をしている目の前の子どもだけではなく、教室後方まで見渡して、満遍なく指名すること。
声をはっきり、大きく、聞き取りやすくすること。
「ありがとう」とたくさん褒めて欲しい!だから、子どもが発言したら、「そうだね。それで〜」と流すのではなく、発言してくれたことに「ありがとう。」と伝えてから次へ進むこと。
子どもがする雑談やつぶやきをスルーしないで拾うこと。時間が余った時には雑談タイムにしたり、質問コーナーをしたりして、子どもと仲良くなる時間にすること。
私の教え方が悪いのではなく、子ども自身が話をしたり別のことをしたりして、”私の話を聞いていないからわからなかった”ときは、話を聞くようきちんと注意すること。
などなど。
「前回より良かったよ!」「わかりやすかった!」など肯定的なフィードバックもくれます(子どもが私の先生のように)。
そしてある時、こう言われました。
👧「先生、ちゃんと子どもからの支持を得ないと、あだ名つけられちゃうよ。」
……えぇっっ!!!!!!!
この一言には色々なものが詰まっていました。
色々なことが透けて見えました。
👧「──先生は、可愛いから、”ゆるふわ○○”とかつけられるかも。怒るときは、びしっと言って大丈夫。今は、まだ、先生って感じじゃなくて、”ちょっと年上のお姉さん”って感じ。」
………………………嗚呼。
授業も。子どもから見た時の私の在り方も。
私は、本当にまだまだ未熟だということを、改めて実感させられました。
…でも。
でも!
先生になるために、私は教育実習をしています。
先生になるための、教育実習なのだから。
「先生」になるべく、努力を続けていこう。
脱・”年上のお姉さん”だ!
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