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なぜ学生たちは心を揺さぶられたのか?その3

はじめに…
・学生が心を揺さぶられたのは…今回はりょーさん's 御講義で_学生のレポートより
・リアルを知るからこそ…納得感へたどり着く😊


つい3,4か月前の私…なんか、こういう一斉に静かななかでしゃべる=教育…じゃないよね…ほんとは…いつもこれに違和感を感じてるんだけど、出前授業だったんだよね…これ(-_-;)(笑)


はじめに…


 みなさんこんにちは。月曜担当のとらしまです。さて。その3として。りょーさんゆこさんの御講義のお話に対して学生がどんな風に感じてたのか?を紹介しているんですが…。
 今回はちょっとだけ毛色がちがうのでござる。でも、心がざわざわしてゆさぶられちゃった、というところ。結構するどい学生もいたんです。国立で一番偏差値低い、ってとある業界では下~にみられ、ひどいときは馬鹿にもされてる環境だったけど…
…でもね、それ関係ない。鋭い子は、どこにでもいる。ただしこれ、外からのなんらかの刺激がないと鋭さは見えない。これは、きっと、、、、
お二人の「リアルな子どもたちとの対峙@ガチンコ😊」で「真摯な姿勢で仕事してる♬」がつたわったからだよ~ってはなしです…はい。

学生が心を揺さぶられた…のは…?

今回はりょーさん's 御講義で_学生のレポートより

学生さんA…わたしは走りは早いのですが、球技系が中高と全くダメだったので、河西先生がはなされていた「スポーツの得意な学生さん」というところで、心がちょっと乱されました。実をいうと、球技があまりにもへたくそで、いじめられたこともありました。球技大会に休めよ、と言われたこともありました。河西先生がおっしゃっていた、協調性運動発達障がいのお話は、まさに自分のことです。セーターのチクチクも気になります。なにより煩いところが苦手でした。今回は貴重な話をありがとうございました。

ボール運動が苦手だと…いろいろ大変だったよーです。ドッチボールもきらいだったらしく、逃げるのも一苦労だったって…(-_-;)ほんとにさ、大変だよね、ボール扱うのって…

学生さんB …河西先生はすごいです。ただ僕にはちょっと無理だなーと思ってしまいました…福祉×教育、っていう部分は、僕には難しい…です。もちろん、採用試験合格したら、そのあとこの分野も勉強しなきゃいけません。でも実習へ行って感じたのですが、、、、正直そこまでの余裕が現場にはない…という毎日がひっ迫した感じでした。しかし、こうやって徹底的に寄り添っている大人がいてくれるのは、子どもたちにとって大きな救いです。そして、正直、うらやましいなー…。河西先生の塾の子どもたちは幸せです。僕もこういうところで学びたかったです。河西先生が働いていた塾で、まさに、僕は塾通いをしていました((笑))大手の塾はそこまで寄り添ってはくれないです。今回は、たくさん勉強になりました。ありがとうございます。

うむ。ここから何がよみとれるか…?

Aさん;スポーツをやっている=なんでもできる、ではないということなんです。これは10年間の肌感覚で、アンケート調査したわけではないのですが…割合的に、「走りのみ相当なレベルで得意」+「球技が超苦手」=スポーツが全般得意じゃないけどそう見られがち……の子に、一定数出会ってきました。うん、そうなんです。そこをリョーサンはちゃんと解説してくれたので、私はうれしかった。
・・・そうなの。スポーツできるとひとことでいっても、その種類は実は様々なんです。リアルはここにある。ひとくくりには決してできないのだ。

球技できないと苦しい…!のが今の教育現場の実際、リアル、なんです。彼、球技ができなくていじめられちゃったんです。辛い思いを抱いていて…少し心が揺さぶられちゃったらしいんですが、、、、

・・・後日、「河西先生がきてくれてよかった。長年の疑問がとけた」ってにっこりしてたんです。ある意味、「自分のことだ」という気付きを頂けた。これって身近にいるひとよりも、ふっと第三者にいわれたほうが「記憶に強く」残ります。
 まちがいない。これはいくつかの研究でもいわれているし、「いつも聞いている声じゃない声」を「違う認識として受け取る」ことも関係しているようで…彼は気づけた、、、ありがたいよなー。リアルを知ったからこそ!です…。
…心は揺さぶられちゃったけど、自分に「納得」がいく。これ、人生を歩んでいくなかで、、、何度もおとずれるだろう、「揺さぶられちゃう場面」…。そんな中で、「気づいて」「納得」できるって、なんて素敵な体験だろうか。…第三者から声を聴く、大事だよ~って(#^^#)そして、リアルな部分に、若いうちからしっかり対峙していかないと…結構更年期になって大変よ~というひとを何人も見てきました…😢

Bさん;これもまた、上記同様に「第三者の目線から学校をどうとらえているか=リアルをきく」、「子どもたちが心地よく生きるために力尽くしている=リアルにガチンコでむきあっているひとの」人の話をきく、、、だから、彼はきづかされちゃった
…そうそう。夢見心地のあこがれだけでかたらない、嘘のないリアルに気づいちゃった。「学校現場にそんな寄り添う余裕なんてないですって…」を。
・・・だから、学校の外でも「救いの場があるって大事かも」とまた気づいて、納得している。

…モヤモヤしながら、なんとなく学校現場に入る、じゃなくって…「できること、できないこと」がわかっているって納得できると、最善策って何だろう?の、次のステップ!…に行ける子はいけますよね。

リアルを知るからこそ…納得感へたどり着く


彼ら、ほんとにいつも正直に記載してくれる方々でした。だからこそ、かな。ストレートに先生へ感想を書くんだけど、納得感や気づけた嬉しさがにじみ出ている。そんな風に育った彼らはすてきだなーと。
・・・以前、小池一夫さん(既にお亡くなりになられましたが…)の著書、「ふりまわされない。小池一夫の心をラクにする300の言葉」をこの記事を書いていてふっと思い出しました。

「会話は、説得よりも納得!」

という文言…
本を引っ張り出してページを確認。45頁、一番下、050番;に記載されています。よかったら読んでみてください😊。
彼の著書は…心揺さぶられます。特に迷いの時期にあったり、、、何かがうまくいかなかったり、、、誰かに大きく傷つけられたりしたとき、、、、、、、特にそう。良書です^^第三者の存在・著書の存在などは、様々な人生のタイミングで必要ですね…😊
そして。何よりリアルを知って。自分と向き合って対峙して、、、自分とまず対話できないとね。そうじゃない人が教育とかやっちゃだめだって。だから傷つくんだよ、子どもたちが…😢

…リアルをしらないまんま卒業する学生のなんと多いことか…納得は上っ面じゃだめ。ほんとの意味で納得しないと…そのためには、リアルをまずはがっつり知ることは、大事。あこがれだけで教育はできないのだ…

次回はゆこさんの御講義のれぽーとから。
一読いただき ありがとうございました_(._.)_♬




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