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練習ライブ?新人発掘?スタンドアップのオープンマイクとは

東京都内でスタンドアップコメディをしているHALです。
AIみたいな名前ですが、高校1年の数学の授業で理不尽な怒鳴られが発生して、いまだに数学への苦手意識があります。

今回はスタンドアップコメディの「オープンマイク」という文化についてご説明したいと思います。

スタンドアップコメディを始めてみたい方向けの内容になってしまったので、お客さんとして関心のある方は、クラフトビールを飲みながら英語の漫談が見れる変わった場所があると記憶しておいてください https://www.tokyocomedybar.com/ja

改めてスタンドアップコメディとは? 日本のお笑いとの関連は?

スタンドアップコメディとは、一人で舞台に立ち、ユーモアを交えたモノローグ・立ち話を披露する、主に英語圏で人気のあるお笑いジャンルです。
日本で芸風が近い方は、綾小路きみまろさん、ユリオカ超特Qさん https://youtu.be/x4Yme6H2_VIなどでしょうか(筆者の私見です)。

コメディアン友達によると、かつてのテレビショーでの島田紳助さんがスタンドアップの最高峰だとも言われています。また、一人で舞台に立っているわけではないですが、80年代のツービートさんの漫才や最近ではM-1チャンピオンのウエストランドさんhttps://youtu.be/D1Z-ugKXVccなどもスタンドアップ的だと筆者も感じています。

共通しているのは身の回りや社会の出来事・現象に対して極端な主張や解釈を伝えて笑いを起こしているという点かと思います(例えば、ツービートの「山形いじめ」など)。

未経験でも挑戦可能?オープンマイクって?

スタンドアップコメディは日本でも近年注目されつつあり、多くのイベントが開催されるようになり、2022年5月には日本初のコメディ専門のバー「Tokyo Comedy Bar https://www.tokyocomedybar.com/ja」がオープンして、ますます盛り上がりを見せています。スタンドアップコメディのオープンマイクは、未経験者でも舞台に立って自分のネタを試せる機会を提供しているイベントです。現在は英語のオープンマイクが多くの割合を占めておりますが、Tokyo Comedy Bar そして下北沢のGakuyaなどで日本語のオープンマイクおよびショーも開催されております。

オープンマイクにはいくつかの目的があります。例えば、練習としてのライブ。まだまだ経験の浅いコメディアンが、スタンドアップコメディを始めたばかりの段階でネタを練習する場として利用したり、新ネタを試したいコメディアンがお客さんの反応を確認したりなど様々です。

海外留学どころか旅行の経験もない筆者は、英語がまともに話せないにも関わらず「スタンドアップコメディってなんかかっこいい」という周囲の言葉を間に受けてスマホ片手に挑み、意外とウケたので今まで続けています。(初挑戦の後に調子に乗って、カンペなしでネタをやったら超スベッて、真夏なのにクーラーいらないくらい寒い空気になりました。クラフトビールの売り上げに貢献しました。実際その次の日に東京の気温が二度下がりました)。

また登竜門として有望な芸人を発掘するため、スタンドアップコメディのレベルの高い芸人たちが競い合う機能もオープンマイクにはあります。そして、確実にウケると判断された芸人は「Showcase」や「Weekendshow」など限られたハイレベルなコメディアンが出るショーに出演できます。

Tokyo Comedy Barは、東京で唯一のスタンドアップコメディ専門のバーであり、オープンマイクも定期的に開催されています。Tokyo Comedy Barのオープンマイクは、事前登録などが必要になる場合もありますが、基本的には誰でも出演することができます。未経験者でも、気軽に参加して自分のネタを試すことができます。

オープンマイクへ参加するための必要な準備

オープンマイクに参加する際は、あらかじめ自分のネタを用意しておくことが大切です。ネタは、自分自身が面白いと思うこと、あるいは周りの人が笑ってくれると思うことを中心に考えると良いと言われています。

また、スタンドアップコメディの演出にも気を配る必要があります。例えば、ジェスチャーやボディランゲージなど、身体を使った演出は、より効果的な演技を作り出すことができます。

筆者は「ネタを作らないでも余裕だぜ、その場の空気とノリでなんとかしてやる」という怠惰な精神のもと、ステージに臨んだことがありますが、英語もネタの構成も思い浮かばず、陪審員に囲まれた被告人のような気分になったことがあるので、慣れないうちは練習とネタ作りをちゃんとすることをお勧めします。

オープンマイクでユーモアのセンスを磨いて芸風の確立する


オープンマイクに出演することで、未経験者でもスタンドアップコメディに触れることができ、自分の芸風を確立する上での重要な一歩となります。Tokyo Comedy Barのオープンマイクに参加する際には、ホストの方や他のコメディアンから出演者に対するフィードバックが提供されることが多く、自分自身のネタに対する評価を受けることができ、自信に繋がります。

また、他の芸人たちの演技を見ることで、スタンドアップコメディのスタイルやテクニックを学ぶこともできます。

Tokyo Comedy Barのオープンマイクは、英語でのスタンドアップコメディの機会が多いため、英語力に自信のある方にはおすすめです。ただし、英語が苦手な方でも参加することができます。実際に、日本人芸人の出演もかなり増えています。例えば、某R-1チャンピオンの方もオープンマイクに参加されています https://www.instagram.com/tokyocomedybar.official/

スタンドアップコメディは、英語圏では一大ジャンルとして確立していますが、日本でも注目を集めつつあります。Tokyo Comedy Barのようなライブハウスで、英語でのスタンドアップコメディを楽しむこともできますし、オープンマイクに参加することで、自分自身のユーモアのセンスを磨くことができます。スタンドアップコメディに興味がある方は、ぜひ参加してみることをおすすめします。



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