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天ぷら 天一 金沢店 まるじゅうってなに?

金沢で気軽に天ぷらを食べられるお店、銀座天一にやってきました
今日は天ぷら定食を食べようと思って足を運びました。カウンターに座ると店員さんに「天ぷら定食は揚げたものがまとめて御膳で出てきますけれども、よろしいですか?」と聞かれると、それでいいですともいえず・・・せっかくカウンターに座ったので一品一品揚げたてを味わいたく、今回はランチのコース梅コース(3,300円)を頂くことにしました

カウンターに座ると、職人さんの手さばきを目の前で見ることができます。二人の職人さんがお客様の食べる速度をみながら、手際よく天ぷらをあげていき、油を足したり、氷が入った冷水で天ぷら粉を溶いて、タネをつけて油であげていく。ジュワーと香ばしい香りと揚げる音が食欲をそそります。ライブをみているようで臨場感があります。covid-19のなかでも楽しめる貴重なライブです。

カレー粉は使いますか?

着席すると初めに着物を着た女性の店員さんから「カレー粉は使いますか?」と聞かれます。天ぷらを食べるときに、塩とレモンは標準で出てきますが、カレー粉は使いたいと申し出た方にだけ提供されます。covid-19以前はカウンターに当たり前においてありましたが、接触回数を減らすための工夫です。カレー粉を使っても使わなくても使いますと言った方が後々味の変化を楽しみたいと思った時に後悔しないので使うということがオススメです

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さいしょはエビ

天ぷらは最初にあっさりとした味の食材がでてくるので、エビがはじめにだされることが多いです。食べ方は塩 or レモン
尾のついた海老を天ぷらにする際に、尾の先端を切り中に含まれる水分を抜くといった下処理を行います。水分があると油はねして危険です。
私はえびのしっぽは食べる派です。苦手な方は、御膳の真ん中の丸い器にいれます。高温で上げているので、えびがぷりぷりで、衣がサクっとおいしいです。コースのランクがあがるとえびのランクもあがるとのこと。

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まるじゅう をどうぞ


「まるじゅう です」と出されたのはさつまいも。さつまいも=まるじゅう???ってどういうこと?と思い、店員さんにきいてみました。
さつまいもという名前は薩摩藩(現在の鹿児島県)に伝わったことに由来します。薩摩藩の藩主、島津氏の家紋が「丸に十文字」だから「まるじゅう」歴史にひもづけられた粋ないい方ですね。知っていると通かも?!肝心のまるじゅうの写真を取り損ねました。すいません!


今回の学び「まるじゅう」

さつまいも⇒薩摩藩⇒島津氏⇒家紋「丸に十文字」⇒「まるじゅう」
歴史を交えたまるじゅうの由来を知っていると大人の女性に近づいた気分です。金沢の旬の素材を味わえる 天一 金沢店
兼六園・21世紀美術館・四高記念館など観光地から近いので立ち寄りやすいですよ

店名|銀座天一 金沢店
住所|石川県金沢市香林坊1-1-1 大和香林坊店 8F
営業時間|11:00~21:00
定休日|香林坊大和に準ずる
電話|076-220-1354
駐車場|香林坊大和地下駐車場


金沢の美味しいをたくさん伝えるために使わせていただきます!