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Start with why | Humans of Nagoyaは僕らの想いを受け取ってくれるプロジェクトになる

今日のnoteで言いたい事はシンプルで、自分のWHYを突き詰めて考えることがめちゃくちゃ大事だということです。そして、昨晩自分が取り組むプロジェクトHumans of Nagoyaのコンテンツをつくっていた時に、「なんか足りないな、、」ということをおもい、そこから思考にふけった際にクリアな道筋がひらけました。Humans of NagoyaのWHYを、そしておおもとのCCCのWHYをここに書いていきます。この記事を読み終わるときに、Humans of NagoyaとCCCを好きになってもらいたいと僕は本気で思っているので、是非、最後まで読んでもらいコメントかスキをしてください。本気で書きます。


この文章は、自分自身へのリマインドとして、また一緒に走ってくれるメンバーのみんなへ、またゆるくCCCメンバーとしてサポートをしてくれる方、さらにはこれから僕らの”パートナー”になってくださる名古屋の方に向けて書いています。


僕らのWHYってなんなのか。に立ち返ってみた

これまで書いてきたように、Humans of Nagoyaは、名古屋の美しい人たちのストーリーをSNS上で表現していくメディアになります。そこは変わりません。

以下の記事などにスライドも使い詳細書いてあるので読んだことがない方はぜひ読んでください


僕らはたしかに名古屋の人のストーリーを伝えていきます。それは、間違いないのですが、そこの根本的なWHY、なぜ僕らがそれをやるのかってところ、何かもっと奥がある気がしていて。

実は、今週の火曜日にジェラルドさんにインタビューをしてきました。本山で小さいながらこだわりのあるフレンチアンティークのお店を営む、ラテン気質で愉快な彼は、いつも陽気でぼくの大好きな人の一人。

彼にインタビューさせてもらったものをコンテンツに落としていました。ふりかえっても、それはそれでいいインタビューだったものの(近しいものはいつもの会話でしているんですが)、何か自分のなかで腑に落ちない感じの感情が後から芽生えてきたのです。

それは、Humans of Nagoyaの伝え方ってあれでよかったのか?

ということ。


こういうのも少しおこがましいかもしれないですが、Humans of Nagoyaでは、間違いなく僕たちは、いいことをしています(しようとしている)。お金を一切もらわずに、彼らのストーリーをヒアリングして、魅力的な部分を切り取り、SNSで発信をしていき、できたコンテンツも自由に使ってもらってOK。

僕がお店を運営する側であれば、やってもらわない理由がないわけです。だって自分は何も払わずに特集してもらえるのですから(もちろん最初なので露出は限られる)。そして、英語と日本語でコンテンツをつくれるというのは、一つの僕らの武器であります。

ただ、ここで正直に書きますが、取材依頼を断られるみたいなことが実はありました。なんでだろう?と考えた時に、

”名古屋の保守的な文化”は、まず当然ながら当たり前にうかび、あとはきっと”何かよく分からないものに協力をしたくない”という日本人的な気質もそこにある

と考え、身近なよき友人でもあるジェラルドさんから始めました。それは間違っていなかったと思います。

※僕は決して名古屋の人全員が保守的とは言いませんし、あくまで”一般論”です。

そして、収録をした際に、また考えたのです。

「さて、インタビューは撮った。コンテンツを用意しているさなか、なにかが足りない。何か分からないけど何かが足りない。」

そんな感情がもわもわっと湧き上がってきたんですね。

なんでこれをやっているのか?を突き詰めて考えて行った際に、「あれ?ジェラルドさんにHONのインタビューをしたのに、僕はそのおおもとのCCCの話をしていないぞ」という決定的なことに気づいたのです。

伝えきれなかったWHY

つまり僕が伝えたのは、何をしているかのWHATであり、HOWは少し伝えたかもしれないけれども、WHYは全然話していなかったのだと気づきました。僕の中では、”SNSでストーリーを表現していく”ことがHumans of NagoyaのWHYだとてっきり思っていたのですが、それはWHATだったことに今更ながら気づいてしまったのですね。

僕がしないといけなかったのは、なぜCCCをやっていて、なぜHONなのか、どんなことを僕らは信じて活動をしているのか。一本筋の通った話ができていなかったし、その理由は自分で落とし込めていなかったからです。


そこで、HONのメンバー(FBのClosed でやっています)に、すぐに送りました。

殴り書きにちかいので、英語はところどころ間違っているので容赦ください。

Let me share what I’m thinking right now. We finished our first interview on Tuesday, and it’s okay. Good interview.
But I realized that I should have promoted CCC more. Why?
It’s okay to tell him that “we are helping you to tell your beautiful story.”, but it’s not enough for me. We should really tell them that “we are the only group that study together, contribute charity and do project with foreigners and Japanese in Nagoya. "
My point being here is WE SHOULD TELL CCC UNIQUNESS MORE.
Our marketing message should be like this.
——
Everything we do, we believe that anyone can make a difference.
We believe that even a small step is valuable.
The way we support who wants to take a step is by having a charity community platform(CCC) and do projects with diversity members.
We just happen to come up ideas to support small business in Nagoya.
Wanna work with us??

——-
I realize that our approach should not be like “we are helping you for free.”, but we need to ask them “wanna be a part of us?”.
Hope this message will be valuable for us🤍

僕が伝えないといけなかったのは、「名古屋の人たちのストーリーを伝えていく」のHumans of Nagoyaの切り取ったWHATではなく、CCCというこの外国人と日本人が一緒に学びながら同時にチャリティにも貢献していくユニークな新しい仕組みであり、でもそれは同時にまだHOWだから、そこのもう一歩一つ奥にあるWHYを伝えないといけなかったのです。

そして、そのWHYというのは、「誰でも世界に貢献できる。どんな一歩でも価値がある」という僕らの信条であり、それこそがCCCという一つのHOWに結び付いているところであり、そこからのHONだということ。

つまりCCCあってこそのHONであり、その部分が自分でさえもまだ落とし込めていなかったことに気づいたのです。



Start with why AppleはWhyから語り掛ける

ちなみにこの考えにいたった背景としては、一つの動画があります。Start with why。めちゃくちゃ有名な動画ですが、この前のStudy room(@kamilas4amartのアカウントで毎週日曜にやっている)で、コンテンツとして参照したことがきっかけで、最近またよく再生するようになりました。

ぜひ、落とし込めるまで何度もみてほしい動画です。

ちなみに動画もいいのですが、こちらの英語記事も参考になります。


この動画の中で、彼はアップルのマーケティングについて話しています。

Appleは常にWHYから顧客に語り替えている企業で、その他大勢の企業との一番の違いがそこにあります。

もし、Appleが普通に語りかけたらこうなります。

"We make great computers. They're user friendly, beautifully designed, and easy to use. Want to buy one?"

「私たちは素晴らしいコンピューターをつくりました。ユーザーにとって使いやすく、美しいデザインで、簡単に使えます。おひとついかがでしょうか?」

しかし、Appleはそれをやりません。

彼らはこう語ります。

"With everything we do, we aim to challenge the status quo. We aim to think differently. Our products are user-friendly, beautifully designed, and easy to use. We just happen to make great computers. Want to buy one?"

「我々のすることは全て、世界を変えるという信念があります。アップルは違う考え方 (Think Different) に価値があると信じています。私たちが世界を変える手段は、美しくデザインされ簡単に使え、親しみやすい製品です。こうして素晴らしいコンピュータができあがりました」

WHYから語り掛けられた方が圧倒的に、買いたくなりますよね?


では、僕らはどう問いかけるのか?

ここからが最後です。上を僕らの活動に置き換えたらどうなるのか?Appleは「一つ買いたいですか?」と最後に語り掛けます。僕らはどう語り掛けるのか?

その前に、大事な部分のおさらいをします。

Everything we do, we believe that anyone can make a difference.
We believe that even a small step of ordinal person is valuable.
The way we support who wants to take a step is by having a charity community platform(CCC) and do projects with diversity members to give back to the community.
We just happen to come up ideas to support small business in Nagoya.
Wanna work with us??

上が僕らのメッセージになるのですが、日本語で書きます。

「私たちは誰もが世界をかえられると信じています。CCCは普通の人の小さな一歩にも価値があると信じています。私たちは一歩を踏み出したいと思う人を支える手段として、新しいチャリティプラットフォームを立ち上げ、そこから多用性のあるメンバーとプロジェクトを通してコミュニティに貢献します。そこから一つのアイデアが生まれたのが、スモールビジネスを支えるHumans of Nagoyaです。参加してもらえませんか?」

※これは、2020年5月21日時点での僕の頭の中の構想であり、コミュニティのメンバーと一緒につくっていくCCCのプロジェクトHumans of Nagoyaでは、ここからブラッシュアップされますし、別の表現になるかもしれません。


どう問いかけるのか?これが大事だと思います。Appleの場合は、Want to buy one?です。「おひとついかがですか?」では、僕らはなんなのか。


撮影してもいいですか?
撮影に協力してもらえますか?

これは間違いではないと思います。むしろWHATとしては正しいです。事実撮影するので。でも僕はちょっと違うのかなと今は思っています。

僕らが語り掛けメッセージは、こちらではないかと。

僕らの活動に共感してくれませんか?

きっとこういうことなのだと思います。取材協力者をつのるのではなく、僕らのコンセプトに共感をもってくれる、応援してくれる人と繋がっていくこと。それは、CCCにとってプラスであり、CCCにいるメンバーにとってプラスであり、さらには取材に応じてくれるこれを見てくださっているあなたにとってプラスであると思っています。


僕らは、Anyone can make a difference.という言葉で語れるように、すべての人の小さなステップが価値のあるものだと信じています。それを実現するための一つの方法がCCCであり、そしてそこから派生した国際色豊かなメンバーで実行するHONです。そして、HONの参加者はCCCメンバーに限定しています。それは、自分もあまり深く考えてこなかったのですが(なんとなく感覚的にやっていた部分はありますが)、CCCに共感をしてくれないメンバーはHONは続かないと思うからです。なぜなら、僕がここで実現したいことは、単なるよくあるHumans of 〇〇(結構どこの地域にもよくあります)ではなく、CCCメンバーが次の挑戦のために学びのために行うメディアであり、同時に新しい仲間を見つける活動であり、活動に共感してくれる人を僕らも全力で応援するものになるからです。

大事なところなので、もう一度言いますが、僕らがこれからインタビューを依頼させてもらう人たちには、僕らが「取材をさせてもらえますか?」で協力してもらう方ではなく、「CCCのプロジェクトに共感してくれますか?HONのプロジェクトに賛同してもらえますか?」とアプローチをしないといけません。

言い方をかえれば、普通に名古屋の人たちをフィーチャーしていっても意味がないと思います。「他のHumans of 〇〇との違いはなんだろう?」という問いかけがこれを考える一つのきっかけでした。実は、これはCCCのHOMEメンバー(CCCにただ生徒としてではなく、企画側としても参加してくれているコアメンバー)のたいすけさんから頂いた投げかけだったのですが、これがすごく的を得ていて、本質をつく質問でした。ありがとうございます。僕はいつもCCCメンバーの皆さんからの問いかけにヒントをもらっていて、気づきをもらっています。一人ではできないので本当にありがたいです。

気づいたら、6000字を越す、超大作になってしまいました。。5時半から書き始めて、既に7時。。それでも昨日の夜に感じたことをそのままここにかけたので僕はすごく満足です。

僕は書き始める際に、”この記事を読み終わるときに、Humans of NagoyaとCCCを好きになってもらいたいと僕は本気で思っているので、是非、最後まで読んでもらいコメントかスキをしてください。”と言いました。

ぜひ、みなさんの意見をお聞きできればと思います。

この記事を読んで、CCCに参加したいと興味をもってもらった人、もしくはHumans of Nagoyaに賛同してくれて是非取材を受けたい、力になりたいと思ってくれた方、もしくはなんとなくいい活動だと思ったとかでもなんでもいいです。

ぜひ、インスタかTwitterで堀まで連絡をください。


CCCやHumans of Nagoya、またカンボジアのチャリティについても、自己紹介欄からとべるようになっています。


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