インド総選挙
2019年4月11日からインドで総選挙が行われる。投票は州により順番に行われる。インドは広い。このため5月19日まで、なんと6週間もかけて行われるのだ。543議席を8000人が争い、1000以上の政党が競う。
有権者数は約9億人。総予算は驚きの7800億円。この金額は前回2014年度の総選挙の40%増、2016年アメリカの選挙で使われた金額をも上回ると予想されている。
有権者一人当たりにすると約800円の費用をかけ選挙は行われる。人口の6割が一日平均300円で生活しているこの国で、800円もかけて選挙は行われるのだ。
ソーシャルメディアへの広告費用は前回の選挙の20倍、約800億円が投じられるという。4億3000万人がスマホを所有、3億人がフェイスブックを活用、3000万人がTwitterを使い、2億人がWhatsappを使う国ならでは、ソーシャルメディアの広告費用は最も効果的であろうと大きく投じられ、そして選挙結果を左右するのだろう。
インドは政治団体が投じる選挙資金に限度はなく、各党は各地でパーティーだ、お祭りだ、カレーの無料提供だと費用を遠慮なく投じられる様子。
結果は5月23日に発表される。
写真提供 Shantanu Das
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