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#音楽
10.ロングトーン(長音)
クロマチックハーモニカ(クロモニカ)は、リードが振動することで音が鳴ります。リードの振動が止まれば音も止み、振動し続ければ音も鳴り続けます。
リードを振動させるのは呼吸による気流です。この気流のわずかな変化は、ダイレクトに音に現れます。普段は生命維持のための呼吸を無意識下で行っていますが、クロモニカを演奏するときは呼吸を意識的にコントロール(ブレスコントロール)することになります。
息の続く限
練習曲「ちょうちょう」
「ちょうちょう」も5~7番穴だけで演奏できる曲です。「かえるの合唱」より長く、16小節あります。
はじめは2小節や4小節ごとに曲を短く区切って同じフレーズを反復し、動きを体で覚えましょう。
そして、クロマチックハーモニカ(クロモニカ)でいきなり吹き始めるのではなく、
①手拍子をとりながら「ちょうちょぅ、ちょうちょぅ♪」と歌ってみます。休符でも手拍子を打ちます。この曲は4分の4拍子なので、2小
9.五線譜の記号など その1
クロマチックハーモニカ(クロモニカ)用のほとんど楽譜には数字がついているのですが、ずっと数字にたよっていてはクロモニカ用の数字がついていない楽譜を演奏できません。また、クロモニカ用の楽譜があっても、数字だけでは長さやリズムがわからないので聞いたことがない曲は演奏することができません。
ですので、少しずつ五線譜も読めるようにしていきましょう。今回は五線譜によく出てくるもっとも基本的なものを紹介しま
練習曲「かえるの合唱」
「かえるの合唱」は幼稚園や小学校で輪唱した方も多いと思います。この曲を知らない方は、ウェブ検索すれば出てくると思いますのでそちらを参考になさってください。
冒頭、吹音と吸音が交互に出てきます。どちらもおなじ強さで出せるように注意しましょう。人によって吹音のほうが強かったり、吸音の方が強かったり、かたよりがあるものです。
また、「ケケケケ・・・」の同じ音を繰り返すときは「2回吹く」「2回吸う」と
5.ドミソは吹く、レファラシは吸う
クロマチックハーモニカ(以後クロモニカ)では、息を吹き込んで出す音(吹音)と息を吸って出す音(吸音)があります。
吹音・・・ド ミ ソ と、ド# ミ# ソ#
吸音・・・レ ファ ラ シ と、レ# ファ# ラ# シ#
※#がつくと、その音より半音高い音、♭がつくとその音より半音低い音になります
基本的には、吸音の方が多いのです。
「基本的に」というのは、吸音である「ファ」は吹音の「ミ#
3.タングブロック奏法・パッカー(ド)奏法
今回のテーマはマウスピースのくわえ方です。
赤い線で囲った部分がマウスピースです。
タングブロック奏法「あ」と声を出すくらいの口の開きで深めにくわえると、個人差はあるでしょうが穴3つくらい射程に入ります。たとえば5~7番穴が口の中にある状態で息を吐けば「ドミソ」の和音になります(学校で先生のオルガンに合わせて「気をつけ」→「礼」→「戻れ」をやった世代は、「気をつけ」「戻れ」のときと同じ音です)
1.クロマチックハーモニカを購入する
クロマチックハーモニカをはじめようと思ったら、楽器を購入しましょう。
選び方クロマチックハーモニカの中にも、種類があります。
①上下式クロマチックハーモニカとスライド式(またはレバー式)クロマチックハーモニカ。
②1穴2音式と1穴4音式。
③12穴、14穴、16穴。
④調(キー key)
大きな違いは上記4点です。この選択を誤ると、「買いなおし」の可能性が高くなります。
①「上下式」