若さは美しい。しかし、美しいこと=若いことではない。
「若さっていいなぁ」
そんなことを思うときがある。TVで活躍している若いモデルさんやスポーツ選手たち。会社の若手の子たちを見ていてもそう思う。
若さというのは刹那的な美しさだ。
私はお世辞にも外見が麗しい子供ではなかったけど、思春期になれば目上の方から「今が一番綺麗ね」と言われた。当時は「ああ身内だから言えるお世辞だね」と思っていたけど実際に自分が年を重ねるとあら不思議。顔の美醜は関係なく若い人を「美しいな」と思うようになった。
そこに嫉妬はない。(羨ましさはあるっちゃある)
世間は「若さに嫉妬する年増像」を描き当てはめてくる人種も多くいるが、実際はそうでもない。だって私にだって若いときはあったわけだし。過ぎたものを懐かしんだり惜しんだりする気持ちはあるものの、無いものを妬むほど暇ではない。
大事なのは「今」
刹那的な美しさという時空から外れた今。無限に広がる美しさを自由に表現できる。
「若さ」を手放した時に本当の美しさと向き合えるのかもしれない。
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