いるか

アラサーと呼ばれるのも折り返し地点に突入したサラリーウーマン。 最近のアラサー事情は少…

いるか

アラサーと呼ばれるのも折り返し地点に突入したサラリーウーマン。 最近のアラサー事情は少々変わってきています。 欲しいものは自分で買えるし、媚びて生きていくわけでもない。 でも、何か中途半端で、私って何?って思う系アラサー。 【中途半端女子】の生態を描きます。

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    アラサー独女が徒然なるままに書いたコラムたち

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    私の好きな自然派ワインをまとめてみました。

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どうか、言葉を凶器にしないで

人に傷つけられた記憶はなかなか消えない。 しかし、傷つけた側の人間というのはあっさり、本当にあっさりそれを過去の出来事にする。過去どころかそもそもなかったことのように本人も綺麗さっぱり忘れていることだってある。 だからこそ、他者を不用意に傷つける発言をしてはいけないのだ。 今回のSNSでの誹謗中傷における悲しいニュースを見て「自分が原因だ」と思い至った人は果たして何人いるのだろうか。少なくとも1人や2人ではない人数が心当たりがあるはずだけど、しかし、自分がその1人である

    • 若さは美しい。しかし、美しいこと=若いことではない。

      「若さっていいなぁ」 そんなことを思うときがある。TVで活躍している若いモデルさんやスポーツ選手たち。会社の若手の子たちを見ていてもそう思う。 若さというのは刹那的な美しさだ。 私はお世辞にも外見が麗しい子供ではなかったけど、思春期になれば目上の方から「今が一番綺麗ね」と言われた。当時は「ああ身内だから言えるお世辞だね」と思っていたけど実際に自分が年を重ねるとあら不思議。顔の美醜は関係なく若い人を「美しいな」と思うようになった。 そこに嫉妬はない。(羨ましさはあるっち

      • アラサー独女が「ゆたかさ」について本気出して考えてみた。

        かつては30歳になることを恐れていた。 まるで人生のピークは29歳までで、30歳になると一気に失速していくものだと思っていたけど、なってみれば全然そんなことはない。何を恐れていたのだろうかとかつての自分に失笑だ。 時間にゆとりが出る。仕事も安定する。目まぐるしく過ぎて行った20代だったけど、30代は色々と考える時間が増えたように思う。当然好きに使えるお金も増えた。私がそんなにブランド志向ではないからかもしれないけど、豪遊でもしない限り欲しいと思うものは大抵手に入る。 だ

        • 中途半端女子Vol.2

          【中途半端女子の結婚観。結婚はしたいけど、でもー…】 「あずさちゃんみたいに綺麗で、頭の良い仕事のできる自立した女性って素敵だな」 ここは六本木のワインバー。 白いテーブルクロスに中央には花とキャンドル。 薄暗い照明が赤ワインの色をルビーのように照らしていた。 その注がれたワインに軽く口を付けて微笑む。 今日のデートの相手は営業先の病院の心臓血管外科医 堀井。 37歳独身。スポーツ体型で見た目も悪くない。 以前から食事に誘われており今日それが実現した。 「(はい、よく

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          中途半端女子Vol.1

          【下を見ればハイクラス。上を見ればー…】 今日は以前からお誘いのあった人とのデートの日。 相手は大手日系金融会社勤務。 友人に誘われて参加したパーティーで知り合った男性。最近中目黒にできたカウンターメインの可愛らしいイタリアンにお誘いを頂いた。 気になっていたシェフのレストランだったので丁度良い機会だ。 外見はまぁまぁ好みの範囲。年齢は確か38歳。 年収は1200万ちょっとといったところか。 先日、Whim Gazetteでひとめぼれした淡いベージュのセットアップに身を

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