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こんにちは。管理栄養士&脂質改善シニアインストラクター&ポジティブライフコーチの張戸です。

外出自粛要請期間は、ほとんど運動の機会がなくすごされた方も多いと思います。自宅で運動を心がけた方もいると思いますが、アパートやマンションなど、住環境が運動に適している場所ばかりではなく、ほとんど体を動かす機会がないまま過ぎてしまった方も多いのではないでしょうか。

ただ、その気になればいくらでも運動する機会は作れたのではないか、というのは私自身を振り返っても思い当たります。我が家は戸建ての住宅地ですので、密な状態でなければウォーキングなどの機会はいくらでもありました。こんなご時世でも相当恵まれた環境だったはずです。では、なぜできなかったのか?

運動できなかった本当の理由

ずばり、「サボタージュ」です。これはコーチング用語でもありますが、“自分自身の行動を止めるような制限的な思考や感情”の事です。簡単に言うと、「どうせダメだ」「できっこない」といった感情の他に、「だって」「でも」などの言い訳や悪魔のささやき的なものもあります。例えば今回のようなウォーキングの場合「雨だから晴れたらやろう」「夜遅いから明日にしよう」なんていう言い訳もまさしくサボタージュだったと自分で深く反省しています。

健康でいるためにはどれぐらい運動が必要?

厚生労働省の2007年のデータではありますが、「身体活動・運動を通じた健康増進のための 厚生労働省の取組み」によると、運動不足が原因でなんと、毎年約5万人がなくなっているのだそうです!!では、どれぐらい運動すればよいのでしょうか?18歳から64歳までの健康な男女の場合、歩行またはそれと同等以上の運動を毎日60分だそうです。私が歩いた場合10分で約1kmですので、毎日約6km以上は歩かないと健康になれないのですね。ちなみに本日5月29日の1日の歩数ですが約1500歩でした(汗)。買い物に出かけましたので、出かけてない日はもっと少なかったと思います。

ラジオ体操をやってみた

そんな事もあって、ちょっと試しに体を動かしてみようと、Youtubeで動画を探してラジオ体操をやってみました。ラジオ体操は小学校の夏休み以来です。ラジオ体操第1でだいたい3分から4分程度ですが、一応思いっきり、しっかりやってみました。結果、かなり熱くなって汗をかいたのと、体を回したりする動作がイメージでは簡単にできていたはずだったのに、完全に動画から遅れています。そしてなんと翌日、足の膝あたりが筋肉痛になりました。おそらく、はじまってすぐの「腕を振って脚を曲げ伸ばす運動」の脚の曲げ伸ばし運動のせいだと思いますが、ラジオ体操をちょっと馬鹿にしていただけに、こんな事で筋肉痛になるなんてショックでした。いかに普段体をつかっていないか、という事ですね。

じぶんが思っている以上に体を使っていない

外出自粛要請期間だった事もあるかもしれませんが、日々運動をしていない人は意識して体を動かすようにしないと、本当に体を使っていないという事が私の例でもわかると思います。また、高齢になってくると足の筋肉が衰えてきて、転んで骨折して寝たきりなどの原因になります。特に女性はホルモンの影響から骨粗しょう症にもなりやすいので、食事や日光浴や運動などによる骨量の維持を考える必要があります。ラジオ体操で脚が筋肉痛になるなど、すでに足の筋肉が衰えている証拠です(深く反省).

サボタージュとのつき合い方

日々運動を心がけないと、寝たきりの確率がどんどん上がっていくというのは、おそらくみなさんもわかっている事だと思いますが、できない方はサボタージュが出てきて邪魔をしているのでしょう。ただ、運動をやろうとしたときに言い訳をしている自分に気づけたら、「サボタージュだ」と自分で認識できただけでも行動が変わってくると思います。「サボタージュ」とうまくつきあうには、現れた時に取り消す思考や動作をしてみるといいと思います。例えば私の場合でしたら、運動の邪魔をするサボタージュに「サボ子」と名付けています。運動しようとした時にその気持ちを邪魔する「サボ子」が現れたら、タオルで思いっきりはたき落とします。または、はたき落とすイメージをします。いがいとスッキリして運動しよう!という気持ちになれますので、ぜひやって見てください。


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