見出し画像

脚のむくみは放置をしないこと、心がけるケアとは

脚がむくんで困っている・・・という方に必見の記事です!

むくみとは、体内の余分な水・塩をカラダの外に排泄できず、カラダの中に溜め込んでしまう症状です

人間の体は6、7割が水分でできています。この水分は、例えば血管やリンパ管の中にあり、そこから細胞などの組織へとみ出していきます

余談ですが、じつはこれが潤いであり、美容にも非常に関係してきます

働きが良いバランスだと良いのですが、染み出した量が多すぎて組織の中にたくさん水を溜め込んでしまう状態が「むくみ」です

今年(2022年)は、湿度が高い日が一年を通して非常に多くありましたから、むくみに悩んでいる方が多いことでしょう。ケアは早期に始めるべきですが、むくみの悩みはあなた様だけではないので安心して下さい

年末年始はただでさえ、むくみやすい時期なので今回の記事をおさえておきましょう


むくみを放っておくと象皮症ぞうひしょうになる?!

ただし、むくみを放っておくと皮膚や身体の動きが固くなり、最悪むくみが進行すると皮膚が分厚くなってイボやトゲ状になる「象皮症ぞうひしょう」に発展する危険性があります(検索してみて下さい)

寒い季節や湿気の強い季節はとくにむくみや皮膚トラブルが増えてきますが、その原因は東洋医学でいうとじん(胃腸などの消化器)の働きが落ちていることに繋がります

じんって聞きなれない言葉ですよね、これは約2000年前から受け継がれる東洋医学の医学書に習った言葉です

腎:体内の水分に関係する、水分を足末端から心臓へ引き上げる働き、生命力に関係する、西洋医学の腎臓の働きと似る
脾:食物や水分を消化・吸収する 血液や水分を血管・リンパ管にとどめる 西洋医学の胃や腸など消化器の働きに似る

東洋医学概論

簡単に説明すると、「むくみにはリンパを流す」とよく聞くと思いますが、実はカラダの余計な水分は9割近くが血流と一緒に動きます

そして、じんの働きがとくに脚の血流と深く関係があり、脚の血流は(胃腸)の働きと連動しています

脾は統血とうけつ作用といって血管やリンパ管から血液や水分がしみ出し過ぎないように収める役割をしているのです

むくみだけでなく貧血や骨粗鬆症こつそしょうしょうにも腎臓と腸が深く関係します

ほかにも水分は冷えやすい性質があるので、

  • 脚の冷え症

  • 腰痛

  • 膝痛

  • 生理トラブル

  • 婦ー人科疾患

  • 更年期障害

  • ネガティブ傾向

  • ビクビクしやすい

  • うつ など

これらの症状へと発展する恐れがあるのです

すでにこれらの症状をむくみと併発してお持ちの方は、内臓が疲れているサインです。放っておくと、自己免疫力の低下や腎不全などの大きな病気に発展するリスクがあるため、早めにケアをして下さい

ここから先は

2,925字 / 11画像
この記事のみ ¥ 290

サポートしていただいた資金はより有益で分かりやすい情報発信やサービスができるように還元させていただきます。