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《絵本レビュー》森の絵本

こんばんわ!

今日はですね、イラストレーターの友人の、絵画ワークショップに参加しました。

いやぁ、わたしの娘が参加したんですけどね(笑)

夏休みの、腰が重い課題が一個片付きましたし、プロのアドバイスももらえるand親がついてなくていいという一石三鳥くらい得した感じですね(^^)

はい、今日は昨日に引き続き水の絵本からの【森の絵本】のレビューをしたいと思います。

作は、長田弘さん。
絵は、荒井良二さん。

初版は、1999年8月です。


《ストーリーについて》

大事なものは何ですか?
大切なものは何ですか?

どこかで呼ぶ声がします。
『それは、水の輝き』
『たくさんの花々のいろ』
『明るい笑い声』
『クッキーの素敵なにおい』
『本の中の思い出』
『窓からのみえる君の夢』

森の中に、1番大事なものがある。
美しい背景と共に、自分を内省できる一冊です。


《10コの好きなところ》

①色々なコトを問われていたり思い出したりするような構成になっているところ。

②森の絵本ということだけあって、全ページグリーンベースで描かれている。統一感があり清々しい。

③抽象的なんだけど、誰もに何かは刺さるような文の表現力がすごい。

④声の主は最後までわからないままというファンタジー感漂う文面。

⑤広角的に景色が描かれていてとても開放的で気持ちがよく感じる。

⑥ある意味、これは大人にとっての本なのかもしれない。ここキーポイント。

⑦なぜなら、問いかけられている文面から人間が成長する過程での経験が裏側にみえる。

⑧森に天使がいるというファンタジー感がステキ。過去と混在している。

⑨自然の悠久の時を超えての、かわらない形態を表現しているところ。

⑩ 最後は、問いかけられてのハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘達(7.4)は、森の絵の中に描かれている草花や昆虫、動物を指差して説明を勝手にしてましたね(笑)

きっと、意味はわかってないと思うんですが、的確に、いろんなコトを描かれているモノを見て納得してるんですよ。

すごいなぁって思いましてね。
わたしは、3回くらい読んでもむつかしいなぁって思ったのにです(笑)


《おしまいの言葉》

もう、これって知識うんぬんとか理性うんぬんではなくて、心で読まなくちゃスッと入ってこないのかなって思いました。

潜在的なところで感じると言いますか。

なんか、読み聞かせをしていて気持ち良かったんですよね。
森の中にわたしも行ったような気がして。

かわらない大事なコトってたくさんあるような気がする。大切なコトもまたしかりで。

こうやって、人間としてのかわらないコトって潜在的にたくさんあるんでしょうね(^^)

忘れかけているコトもまた凄く大事なのかもしれません。

ふふふ。

☆彡




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