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嬉しかったお返し ドイツの肉料理
ドイツといえばソーセージが有名だけれど、美味しい肉料理もたくさんある。
付け合わせは、マッシュポテトやフライドポテト、じゃがいも団子、ザウアークラウトが多い。
各地に旅行に行くと、地ビールと共に頂く。
ドイツ料理の記事を書くことは今までほとんどなかったが、今回はソーセージ以外の肉料理について纏めてみた。
シュニッツェル Schnitzel (カツレツ)
こちらは、ウィーナーシュニッツェルと呼ばれている子牛のカツレツだ。
肉は薄く叩かれているので、案外ペロリと食べてしまう。
もちろん、豚肉のシュニッツェルもある。
私は、とにかくシュニッツェル全般が大好きだ。
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リンダーローラーデンRinderrouladen
薄い牛肉で、ピクルスやベーコンを巻いて煮込んだもの。
付け合わせは、じゃがいも団子。
これはレストランで食べた時の写真だが、自宅でも作りやすいので、時々私も作ることがある。
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ザウアーブラーテン Sauerbraten
酢や香辛料のマリネで10日間ほど漬け込んだお肉を、焼いてから煮るという手の込んだ料理。
通常は牛肉の煮込み料理だが、ライン地方のザウアーブラーテンRheinischer Sauerbratenは、馬肉で作られる事もある。
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子豚の丸焼き Spanferkel
北京ダックのように、外側のカリカリの皮が美味しいと、パートナーは美味しそうに食べていた。
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私は、その子豚の丸焼きを、パイ生地で包んで焼いたものを注文。
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他にも、ローストされた豚の足Schweine Haxeや、塩漬けされた豚のすね肉の煮込み料理アイスバインEisbeinも有名だ。
カッスラー Kassler
豚肉の塩漬けを茹でて燻製にしたもので、厚切りのハムステーキのような食感だ。
私は、上で取り上げた豚のすね肉料理などより、こちらのほうが好きだ。
付け合わせは、ザウアークラウトであることが多い。
ザウアークラウトは、発酵させたキャベツで、日本では酢キャベツと言われている。
重い肉料理にザウアークラウトが付け合わせとして食べられるのは、消化を助けるためだと言う。
また、同じような理由から、少し食べ過ぎた時には、強いリキュールを飲むかたも多い。
こちらは、レストランでの写真。
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そしてこちらは『名前の日』のお返しに、パートナーが『Ditoのために作る!』と宣言して作ってくれたもの。
上のレストランの写真と比較しても、上手くできていると思うのだが、どうだろう?
褒め過ぎだろうか?
レストランよりも、だいぶ厚めにカットしているけれど、見た目はほぼ一緒だ。
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お肉屋さんで専用のお肉が買えるので、料理のあまり得意でないパートナーでも、簡単にドイツ料理を作ることができる。
塊肉には、すでに味付けがしてあり、骨付きや骨なしで買うことができる。
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買った時、すでにこの状態。
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このカッスラーは、ザウアークラウトと一緒に煮込むという方法もあるし、焼く方法もある。
パートナーは、オーブンで焼く調理法が好きだと言うのでそのように調理しているのだが、フライパンで焼くかたも多いようだ。
一番手間がかかっているのは、マッシュポテト。
実は私は、パートナーが作るマッシュポテトが大好きだ。
クレームフレーシュ(Créme fraiche)を入れるので、とても滑らかで美味しい。
自宅でも、レストランとほとんど同じものが食べられるというのは、嬉しい。
何よりも、誰かが私のために作ってくれる料理というのは、いつも美味しい。
パートナーは、食事中に何度も『美味しい?』と聞いてくる。
美味しくできたから、つい嬉しくて聞いてしまうのだろう。
そんなパートナーの笑顔を見ると、料理が何倍にも美味しく感じられる。
コロナ対策の間、レストランを訪れる事をしなかった。
私はドイツ料理をそれほど食べないし、作ることも珍しい。
自分で作るなら、どうしても他のものを作ってしまう。
それでも、食べられないと分かると、無性にこのようなドイツ料理が食べたくなる。
まったく不思議なものだ。
noteを始めてから、なかなかドイツ料理について書く機会がなかった。
パートナーには、料理を作ってくれたお礼と、こうして記事にする機会ができたお礼で、二重の感謝をせねばなるまい。
ありがとう。
とっても美味しかったです。
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『名前の日』は、ドイツにある風習の一つ。
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