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ICPC2024 国内予選 (HHIJKT)

このような参加記は全く書く気が無かったのですが、確実に一生の思い出になりましたので、参加記を認めることにしました。 チームHHIJKTでICPC2024の国内予選に参加し、全体13位東大内3位だったので(何もトラブルが無ければ)予選を通過しました。 ※ この参加記は問題のネタバレをやや含みます。 問題はこちらで公開されています。 チームメンバーkumjin3141 : 同じ研究室のM1同期 AtCoder黄色 mimirot : kumjin君のサークルのB4の方 競

    • 2024-06 月記

      In recent days, I have become acutely aware how bad my English writing is. To practice writing in English, I'd like to write this monthly dairy in English. This note contains not only events from June but also from April and May. I was too

      • 2024-03 月記

        同窓会 高校の同窓会に行きました。高校時代の恩師に色々と近況報告が出来ました。 旅行春休みなのでいっぱい旅行しました 台湾 これです 長岡 これです 名古屋 これです 越後湯沢 GALA湯沢へスノボをしに行きました。 油断していたら日焼けと筋肉痛で5日間ほど行動不能になりました。次行く時は気をつけないとですね…… 来月からは修士です。 心機一転頑張ります。

        • 名古屋旅行

          2024年の3月28日から3月29日までの2日間、学会の為に名古屋へ旅行に行きました。尤も今回は旅行の方が主目的でしたが。折角なので、旅の記録を残しておきます。 とても楽しい旅行でした。 途中体調を崩したのであまり食事を取れず、折角の名古屋名物は食べ損ねました。 また機会があれば食べに行きたいです。

        ICPC2024 国内予選 (HHIJKT)

          卒論記

          これは最近書くのをサボっていた月記のまとめです。そして同時に卒論にまつわる体験記でもあります。計数工学科に所属する私の卒論は、東大工学部の工学部長賞(研究)に選ばれました。ありがたいことです。 私の本名は2年くらい前から既に公開情報なので、というかすぐ上に書いてあるので、即座に私がどこの研究室所属でどの先生に師事したのかは特定できます。ただ、私がネットの海に放流した文章で研究室のご迷惑になるのは避けたいので、直接の言及は控えておきます。 研究室における教授・准教授の方、助

          長岡旅行

          2024年の3月4日から3月6日までの3日間、学会の為に長岡へ旅行に行きました。折角なので、旅の記録を残しておきます。 1日目自分が今回行ったのはJSIAMでした。 講演タイトルなどはアクセス制限なく公開されているので書くのですが、1日目はカオスシステムや幾何学的形状生成などを見ていました。 2日目この日が自分の発表でした。私の前の発表者の方が、同じ研究室の修士の方だったのですが、私の発表でも用いた理論の基礎部分を、非常に分かりやすく説明して下さっていたので、完全にフリ

          長岡旅行

          2023-12 月記

          この月は卒論しかしていません。 そして卒論に気を取られ、この月記を書くのが2024年の3月になりました。 月記は近日中にまとめて書こうと思います。 これでは月記ではなく年記になりそうですが。 校正のアルバイトをしていて、イコール(=)とダブルハイフン(゠)が別物であると最近初めて知りました。 世界史や政治経済の教科書などで、人名に「レオナルド゠ダ゠ヴィンチ」などと二本の線が入ることがありますが、これはどうやら=ではないらしく、ダブルハイフンらしいです。今までずっとイコー

          2023-12 月記

          台湾卒業旅行

          2024年の2月27日から3月1日までの4日間、学科同期7人と台湾へ旅行に行きました。折角なので、旅の記録を残しておきます。 1日目 2日目 3日目 4日目 楽しい旅行でした。 一緒に行ってくれた学科同期には感謝しています。 ありがとうございました。 またいつか、どこかへ行きたいですね。

          台湾卒業旅行

          2023-11 月記

          最近GeoGuesserを始めました。面白いです。 まだ殆ど何の知識も憶えていない為、初心者も甚だしいような状態ですが、国のドメインなどは記憶してきた気がします。 よくよく近所を見渡すと、想像以上に位置情報の特定に使えるものに溢れていて、世界の見方が少し変わったような副作用もあり楽しいです。 一方で、今月も様々なニュースがありました。 それらについて色々と思う所があり、本当は長文をこの月記に垂れ流そうかと考えていたのですが、不毛だと思ってやめました。 代わりに各所に幾ら

          2023-11 月記

          計数数理向け情報理工学系研究科数理情報学専攻の院試について[2024年度]

          2023年8月に行われた2024年度東京大学大学院情報理工学系研究科 数理情報学専攻の院試について記します。年が紛らわしいですが、「2023年8月」は誤植ではありません。想定読者は今後この院試を受ける方です。 お断りとして、2024年度版の入試に関する情報のみしかここにはありません。コロナなどの情勢に応じて事情が変化することもあるかと思います。ご注意ください。また、出来る限り客観的な事実の羅列に努めましたが、ある程度の主観とどうでもいい自分語りは多少含まれます。 以上を踏

          計数数理向け情報理工学系研究科数理情報学専攻の院試について[2024年度]

          2023-10 月記

          競プロPG Battle 同期の友人1人、研究室の先輩1人と一緒にチームHxSxHで出ました。チームは大学などの部門で24位だったようです。 お二人には感謝しています。どうもありがとう。 私は3人の中で一番レートが低かったので一番簡単な「ましゅまろ」を担当し、80点の40分34秒で個人としては13位でした。 Pythonのint("1"*4301)の罠さえ踏まなければ4位になれていたのに……。 まぁ、仕様変更のニュースを追っていなかったり、きちんと入力上限をコードテ

          2023-10 月記

          2023-09 月記

          もう9月が終わってしまいました。 今月は某漫画内の先生が亡くなってしまったなぁと思いながら過ごしていたらいつの間にか過ぎ去っていました。 ただ、今月はやるべき事が多すぎて寧ろ疲労が溜まった気がします。夏休みは一体どこへ行ってしまったのか…… 夏の思い出が一つもないように感じられたのですが、月記を書く為に色々整理したら思ったより出来事があったので、備忘録として記します。 本今月は毎日新聞校閲センターの『校閲至極』を買って、今読み途中です。 自分が校閲を仕事にしているの

          2023-09 月記

          2023-08 月記

          院試今月は院試がありました。その内、それについて記したnoteを公開しようかと思います。開示があるのが10月なので、その頃になるでしょうか。 そしてそれ以外に特にイベントがない一カ月でした。 競プロTOYOTA Programming Contest 2023 Summer finalに出場して、82位でした。うーん、微妙。折角オンサイトに行けたのに残念な結果でした。 難しかったです。 本今月も小説や漫画や参考書など、色々読んだのですが、『透明な夜に駆ける君と、目に見

          2023-08 月記

          2023-07 月記

          本ハンチバック 芥川賞を受賞された、市川沙央さんによる『ハンチバック』を読みました。 本の1ページ目の最初の数行ならば、ネタバレにはならないだろうということで書くのですが、この小説、第一文が「<head>」とHTMLのタグで始まって、第二文目からはハプバの話に入るから、その時点で衝撃的な作品です。私は後述の理由で電子書籍として買って読んだのですが、最初アプリのバグかと思いました。 この本は、作者である市川さんご自身が重度障害者ということで、障害当事者文学と言われており(

          2023-07 月記

          2023-06 月記

          ヒューリスティックAHC020 6/11にAHC020がありました。50位でした。 焼き鈍しはすぐ見えて、最適化対象の変数に二つ候補があるうちのどちらを選ぼうか悩み、結局筋の悪い方を選択してしまいました。 スコア関数の観察から方針を決めることがどうにも苦手です。 とても面白いコンテストでした。 AHC021 6/25にAHC021がありました。130位でした。 dpを用いる方針、言われてみれば確かにとなりましたが、焦っている時にそれに気づくのは難しいですね…… 努

          2023-06 月記

          2023-05 月記

          今月は5月、ということで、東大の文化祭である五月祭がありました。 楽しかったです。 多くの売店があって、美味しいものも沢山食べました。 その五月祭、私は学科の友人に拾われて、暗号と計算機に関する展示のお手伝いをしていました。いい思い出になりましたし、友人には感謝です。 ところで、その展示の手伝いの一環として、以下のものを作りました。 換字式暗号という暗号の解読ツールです。 ここではそのちょっとした裏話を書きます。 このアプリの開発は、99%の部分は2日で出来た程

          2023-05 月記