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家族全員Win-Winで楽しく過ごすコツ

 下の子が3歳になった頃から、「子どもと遊んであげる」ではなく「家族みんなで楽しむ遊び」が一気に増えてきました。
 せっかく一緒に過ごすなら、子どもだけじゃなく私も一緒に楽しみたい。
 そんなコンセプトの我が家の、家族全員Win-Winな遊びや週末の過ごし方を紹介したいと思います。

「遊んであげる」はツライ

 「いないいない〜ばあっ!」といった単調な本の読み聞かせに始まり、積み木、お絵描き、ごっこ遊びと進化していきつつも、私はどうしても「子どもと遊んであげる」時間が楽しくありませんでした。
 もちろん、2歳くらいまでの年齢がまだ小さいうちは必要だし、楽しくないからやらないというわけにもいかないですよね。

 ただ、3歳頃になると、理解力も上がってくるし、できることもすごく増えてくるんじゃないかと思います。
 実は上の子が3歳頃は、まだ「遊んであげる」がメインで、週末があまり楽しくありませんでした。
 その反省を踏まえ、下の子が3歳以降は、意識的に「家族みんなで楽しいこと」を探すようにしたところ、思いのほか楽しめることがあることに気づきました。

我が家の「みんなが楽しい」を紹介

本は探したり考えたり系がおすすめ

 最初に、コレならみんなで楽しめる!と気づいたのは、「ミッケ!」シリーズ。
 いろんなテーマで出ていますが、どれもこまかーく色んなものが配置された写真をみて、色んなものを探す絵本です。
 「◯◯はどこ?」と書いてあるものを探すのはもちろんのこと、子どもと親、お互いに問題を出す側に回って、「これはどーこだ?」とオリジナルで探すのも楽しいです。
 我が家では下の子が1歳代から一緒に楽しんでました。

 3歳後半、4歳頃からは、もう少し難しいものでも一緒に楽しめています。
 例えば、「はじめてであうすうがくの絵本」。私が子どもの頃からあった名著とだけあって、一緒に読んでても「これで合ってるのかな?これどういうことかな?」と結構頭を使って楽しいです。

 それから、特に小1の上の子がハマってて、下の子も一緒になって楽しんでるのは、「コンがらがっち」シリーズ。著者はピタゴラスイッチの制作にも携わるグループのユーフラテス。楽しく、論理的思考力を鍛えられるようです。

親も楽しいおもちゃ・ゲーム

 子どもが好き・楽しいという大前提はある上で、親も楽しめるおもちゃやゲームを意識的に取り入れるようにしています。
 親が楽しいの基準は、人によって違うと思いますが、我が家がみんなでハマったのは「ブロックコースター」。色んな会社から色んなタイプのものが出てるみたいです。
 かなり自由度がきいて、子どもも大人も楽しく玉を転がすコースを組み立てられます。

 中々このクラスのヒット作には新しく巡り会えてはいないのですが、下の子がもう少し大きくなったらゲーム系も一緒に楽しめそうだなあと思ってます。
 最近上の子とハマってるのは、「アルゴ」というカードゲーム。数字が読めるようになった下の子も時々混ざりながら、親も真剣勝負で楽しめます。

バラエティは家族の嗜好性で

 映画はジブリやディズニー、ピクサーなら親子共に楽しめるかな〜という程度だったのですが、去年の夏家族全員でどハマりしたのは、Amazonプライムで観られる「マスクドシンガー」。有名人が正体を隠してド派手なパフォーマンスをして歌唱力を競うアレです。
 親は普通に「この人誰だろう?」「この人めっちゃ歌上手い!」と盛り上がりますし、子どもは「このキャラクターが好き!」「ダンスが楽しい!」といった観点で楽しかったようです。
 当時3歳半だった下の子も、推しシンガーを見つけてめちゃめちゃ応援してました。

市民プールが意外に楽しめる

 去年引っ越しをして市民プールがすごく近くになり、時々行くようになりました。ちょうど下の子も3歳半頃オムツが取れたので一緒に行けるように…!

 我が家の場合は、最初全員で子どもプール側で子どもと一緒に遊び、途中で私と夫が交代で大人プールに行って20分ほど1人でガッツリ泳ぐというのが、全員Win-Winパターンです。

畑仕事を一緒に楽しむ

 同じく家の近くの市民農園が当たり、この春から畑仕事がスタートしました!
 最初の土を耕すのは壮大な砂場遊びさながらで楽しそうでしたし、何を植えようかみんなで話したり、タネをまいて芽が出てくるのを楽しみにしたり、家族みんなでワクワク中です。

どうやって見つけてく?

 以上、我が家のWin-Winな楽しいこと5選でした。マニアックなものも混ざってるので汎用性があるわけじゃないと思います。

 ではどうやってそれぞれの家族の中でWin-Winな楽しいことを見つけていったらいいのか?を考えてみました。

✔︎親が楽しいこと起点で
 子どもが楽しいこと起点でももちろんいいんですが、親が好きなこと・楽しいことに子どもを誘ってみるのは意外なWin-Winが見つかるかもしれません。
 ただ、誘ってみて、子どもがつまらなさそうなら、それ以上は無理強いせず諦めます。

✔︎色々試してみる
 親起点、子ども起点、どちらでもいいですが、気軽に試せるものであればまずはライトにやってみるのがいいと思います。
 色々と試す中でちょうどいい塩梅のものが見つかっていきます。

✔︎一番下の子に合わせる
 家族「全員」が楽しいことが大事なので、特に子どもが小さいうちは一番下の子が楽しめるかどうかに焦点をあてます。
 3〜4歳くらいからはグッと選択肢が増えてくると思います。

 以上、我が家の家族全員Win-Winで楽しく過ごすコツでした。ぜひみなさんの家族全員Win-Winな過ごし方が見つかりますように!

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