ファシリテーションの船に乗る 〜勉強会開催記録〜
子を持ちながら働くビジネスパーソンを応援するChiyoda updateで、朝活 ファシリテーション勉強会を実施しました。日曜の朝、12名の参加者が集まって、1時間集中してファシリテーションの悩みを共有しました。
みんなが感じるファシリの難しさ
今回ファシリテーションについて、実践している人や参加者側の視点から多くの人の話を聞くことができて、自分自身も学びがありました。
1つはオンラインならではの進めにくさを多くの人が感じていること。
これは、初めにチェックインをしたり、時間が来たら中締めし雑談できる時間を設けたり、「沈黙」を恐れず自発性を促すというマインドに変えることなどで少し解決できそうです。
もう1つは、「時間通りに、設計通りに」進めようとすることで起きる弊害。特に、時間内に終わったけれど本質的な深い話ができなかったというような話が多く出ていました。
これは、事前にアジェンダを共有しておくことや、進め方よりも目的を重視すること、質問力を鍛えていくことなどで解決していけるかと思います。
ファシリテーション=同じ船に乗って目的地へ
会議やワークショップのスタートは「みんなで同じ船に乗る」と表現していた方がいて、とても素敵だと思いました。
・船の設計書(準備)をしっかり作った上で、
・皆で同じ船に乗り(ゴール共有・動機付け)、
・航海の途中では乗組員個々の状態と海全体のどちらも気を配り(鳥の目と虫の目)、
・乗組員から有効な情報を引き出し(質問力)、
・集めた情報を整理(構造化)したり、
・時には航路を変えて(柔軟性)、
・目的地にたどり着く(タイムキープ)
こう書き出すと、ファシリテーションって複合的なスキルだなと改めて思います。
今回の進め方
今回もオンラインで実施。朝6時開始はオンラインならではだなと思います。
参加者がログインし始めたらまずはチェックインで、名前と今のコンディションを話してもらいました。趣旨説明後、ファシリテーション経験について手挙げ式で確認して本編スタートです。
前半は3〜4人・1グループで、ファシリテーションをしていて難しかったこと・参加していて困ったことについて自由に話してもらいました。
後半は前半で話した内容も踏まえ、全体共有。私の方でiPadグラレコ で、準備していた項目に合わせてメモをしていきました。その後、各項目についてごく簡単なレクチャーを行い、今後活かせそうだと思った点をシェアして終了です。
1時間と短い時間でしたが、参加いただいた方のヒントに少しでもつながったようで安心しました。
※参考:日本ファシリテーション協会ホームページ/「問いのデザイン」安斎勇樹・塩瀬隆之著/ワークショップデザイナー育成プログラムで学んだこと/自身の13年間の経験
関連note
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