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ぺトリコールと詩の虹

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自作の詩をまとめてます。
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2020年6月の記事一覧

応援か、?

先に君に言っておくけれど 君の道の上に、他の人はいないよ 追い風や向かい風が吹いて 誰かの…

7

長いあくび

さよならの一番遠くで またねって笑ってよ 寂しくないって嘘を付くから 大嫌いって返事をして…

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淡々と

昨日と今日の 朝と夜の 君と僕の 不可抗力な歩みは 揃えることが難しい ずっとたんたん たんた…

7

半重力の詩

いつもこうしてプカプカと浮かんでいるのは 沈むほどの重さがないだけ なんてこと、誰にいえる…

6

違う画風

僕は君の前で まるで点描画みたいで 明滅で 全体で モノクロな 集合体だった 君は僕の前で ま…

4

一夜星の詩

かわいいね、なんて乾いた サンドペーパーみたいにざらついた舌先で 自らを削るように嘘をつい…

4

そうか、君は行くんだね

そうか、君は行くんだね すり抜けていくんだね 指の隙間を 瞬きの暗闇を 午後の微睡みを 眩んでいる視界を 髪を乱し吹いた風を さよならを言えても さよならと言われても 私はもうきっと、ずっと 私のままでは居られないと 心臓が脈打つたびに思うから 鼓動が痛いことを知ったから 生きてるって愛なんだって いつか君が言った通りに 愛してると言いたくて 生きてるを求めてる 君の居ないこの街を 朝の来ない部屋を 出口のない心を 褪せた写真を 愛の咆哮を             

もしもし、もしも

もしもし、もしも 選ばなかった未来の僕 夢の中でだけ光る星の瞬き あるいは、あるいは もし…

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6

夜が好きだ。

夜が好きだ。 世界が何かを隠すようで そうして私も覆ってくれるようで。 夜が好きだ。 誰も…

4

起き上がり、零し

本当のところ、僕ら人間ってやつは 朝陽と一緒に眠るべき生き物なんじゃないか と思えるくらい…

2

ハレルヤ

Tシャツ一枚で過ごせる こんな素敵な季節の、素敵な夜だから 少し遅い君の誕生日プレゼントも …

6

約束

春が来れば、僕らは桜を見るだろうし 夏の夜風に紛れるように散歩をするだろうし 色づいた木々…

9

愚かにも、恋してる

愚かさに気が付かず 共に居られる時を僕らは 恋 と呼び 愚かさに気が付いてもなお 共に許せ…

14

漂流記

大洋に一人浮かべられた バラバラな僕らは 右手のカフェモカに、 あるいはタピオカミルクティに おぼれそうになる前に 善意で組み立てたイカダを 壊れるまで使い潰して テイクアウトでお願いします、なんて 流れ星みたいなお辞儀で笑顔 そしたら君は かしこまりました、お客様、なんて クラゲみたいに沈んで、笑顔 泣き顔、また、笑顔