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表現すれば動き出す

言葉は地球をつくり、言葉には重力がかかる。
宇宙を漂う物体とは違う。
地球には人がいる。
道端に落ちていても、海に沈んでいても、誰かの目に止まるかもしれない。
自分のためだけに発したその言葉が、もしかしたら誰かの心の中で、火を灯すかもしれない。



表に現していくこと


出せばどこかに届く。
出さねばどこにも届かない。

そして、自分自身にも届かない。

とても大切で当たり前のことなのに、当たり前のことは忘れてしまう。
また思い出して、大切にしようとして、当たり前になって、また忘れて。

自分のことは自分が一番わかってるよ、なんて心で思いながらも何もわかっていなくて。

自分にかけてあげたい言葉は抑えるのに、自己否定の言葉だけは流暢に湧いてくる。

どうしてそんなに自分を傷めつけているんだろう?

傷めつけることで、守られる何かがあるからだ。

人目を気にして、人に嫌われたくなくて、失敗が怖くて、変なことをしたら居場所がなくなるんじゃないかって。

自分で自分を傷つけておけば、他者からもし攻撃されても、痛みに鈍感でいられるから。
だから必要以上に自分を攻撃してきた。
そうしていたら、自分が本来望んでいることが見えなくなっていた。


こわい
1人になるのが怖い
でもありのままでいたい
ありのままで愛されたい


口に出すことが怖い。
力が入った。
そんなことを、意識にのぼらせることすら、もう忘れていたからだ。
それに、口に出したら、それを認めてしまうような、今までやっと立っていた自分を否定してしまうような、そんな怖さがあった。


しかし、口に出してからは徐々に身体感覚が変わっていった。
体が緩んで、嘘みたいだけど、ありのままで居ていいんだ、と思えた。

自分の言葉が自分に届いたから、内側の小さな声ではなく、輪郭を伴った願いとなって自分に降り注いだからだと今は思う。


まずは自分自身へ



まず自分に自分の心からの声を届けること
この重要性をわたしはコーチングの学びを通して実感した。
日常生活を思い返すと、なかなか取れない、心理的安全が担保され、評価判断されず気持ちを出し切る時間。


そんな時間を通して、自分の言葉で、他でもない自分の願いを知っていく。
願いを見つめていく中で湧くイメージはとてもパワフルで、どんなに現実とかけ離れていても、いつか必ず繋がり自分のパーツとなってくれるものだと思う。

わたしは自分の願いを知ることで、自分のことを幾分か優しく見つめることができるようになった。
自分に優しくなれると、他者のこともとても愛おしく思える。
自分を縛る力が抜けて、余白ができたから。
迷うことも悩むことも、きっと尽きることはないけれど、むしろ、人間らしくて愛おしいなと思えた。

あなたもわたしも、この世にたった1人しかいない、顔も形も感じ方も同じ人は全くいない、唯一無二の存在。


欠けている部分があったって、飛び出ている部分があったっていい。
1人として同じ人間がいないからこそ、人は人と関わり合って、補い合って、満たされて、生きていけるのだと信じている。


人生はずっと旅の途中


生きていれば、その命尽きるまで、旅は終わることがない。
良いときも、悪いときも、あって当然。
波があり揺れ動くことすら、丸ごと受け入れていく。
どんな感情も、湧いてくることに善悪はない。
どんなに不都合だと思える自分の部分も、あってはならないものはない。

ただ、そこにあるのだと、全体を見つめている。


そんな旅の道中にわたしはいます。


あなたの現在地はどこですか?




ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
夜中に書くとくそポエムになりがちなミドリンです。

自分はダメな人間だと、自己否定を繰り返しぼろぼろになってきましたが、コーチングで自分と真っ直ぐ向き合い、自分の本来の姿を見つけていけている気がしています。
そしてこの経験があるから、人の痛みや人が本来持つ命の輝きにも気付けるようになり、その輝きを放つための旅路に伴走したいという想いが湧いています。

自己の器をさらに育てるため、来年からTHE COACH Academyのプロコースを受講します。
そこで、有償クライアントさんを募集していきたいと思っています。

この段階でもし気になってくださる方がいましたら、Twitterにて、お気軽にお声かけください!

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試練の旅路↓

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