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【ハレガケの中の人】面接中、壁の向こう側で「アブラカダブラ!」って声がする。そんな会社です。|社員紹介

月1でハレガケのメンバーを紹介していきます!

「リアル謎解きイベント専門」の企画制作会社「ハレガケ」。 企画・提案・制作までをワンストップで行うクリエイティブ集団です。 そんなハレガケは、「新しさ」や「驚き」を追求する個性的なメンバーに支えられています! そこで、毎月末、【ハレガケの中の人】と銘打って、ハレガケメンバーのインタビューをご紹介します!

今月のメンバーは【 広報・マーケティング 】の今西さん


■【 広報・マーケティング 】のやりがいは何ですか?■

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ハレガケ含め会社の色々なものを発信する発信源になれてるところはやりがいかなと。
確かに。今西さんがいないと広報とかマーケティングが成り立たないっていうのは正直なところですよね。
広報ポジションとしては一人ですが、色んな方の手助けで仕事ができてると日々感じています。手探りな事ばかりで、お役に立てているか不安なことも多いですが......。ハレガケの広報として担当している仕事は、ざっくりいうとtoB、toC、メディアさん、全部に届ける会社としての言葉を作るって感じなんですが、その言葉が届いて反応がもらえたり「面白そうだ」って言ってもらたり、その言葉を見に来てもらえた数がPV数としてみえた時は「今回は言葉が刺さったかな」とやりがい感じますね。あと、メディアさんから掲載のご連絡を頂いたときには「世間的に"分かりやすい"言葉がつくれたかな」と嬉しくなります。プレスリリースも、ブログも、メールも、ベースづくりに関しては、1つのタイトルや、文章に試行錯誤して1-2時間くらいかけることもあるので。

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(画像:今西さんが作成しているハレガケのプレスリリースの一部)
刺さった刺さらないって、広報では明確に数字を追うじゃないですか。そこは負担になったりしませんか?
負担にはならないかなと思いますね。今回はちょっとこういう言葉を使った方が分かりやすかったかなとか、凄い考えすぎずに、あまり狙わずに端的にしたものの方が読んでみようかっていう気持ちになりやすかった例とかもあるので、そういう意味では毎回何か言葉を作って出す時には実験的な気持ちの方が強いです。どうなるかなー、みたいなことが。
思い通りの反応が得られないことも多いですよね。
そうですね。思い通りにならないし、情報を受け取る側の人たちにとっては情報って凄く軽くて刹那的なのものだから「絶対コレで取ってやる!」ってよりは、一瞬の接触でも目に留まるかなみたいな視点で考えて言葉をつくってみる感覚の方が強いので、数字として大きくても小さくてもソレはそれとして受け取ります。経験値としての財産というか「今回はこうだったか」みたいな感じで捉えている部分が大きいかなと思いますね。
一個一個実験をしてブラッシュアップしてやっていくって感じなんですね。
そうですね、広報は正解がないところがベースなので、毎度手探り修行だと思いながらやってます。あとは、イベントのプレスリリースをはじめ、物販や自社サービスの販促企画、ブログでの社内情報の発信、Twitter広告、時には危機管理など、会社と世間の色々な接点に関わっているのも情報を扱う広報ならではのやりがいかなと思います。

■ハレガケを選んだポイントは?■

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ハレガケを選んだポイント……2年前ですか。凄い遠い昔の話になりそうですね。面接は、ハレガケ代表の黒田さんが対応してくださったんですけど、面白いことを聞いてくる会社だなって思ったのが印象的でした。「自分がどうなりたいですか」は普通の企業でも聞かれると思うんですけど「何か生きる上で大事にしていることって何ですか」みたいな、かなりパーソナルなところに突っ込んだ質問というか、心理テストみたいなことを聞いて来るのがなんか面白かったんです。なんか面白い人が代表してる会社だなー、また黒田さんと喋ってみたいなーと思って「じゃ、ちょっと次も面接いこうかな」みたいな感じでした。気持ち的に採用面接というよりは、何回か黒田さんと喋りに行った感覚のほうが私強かったかなと思います。個人的な考え方として、面接でその会社の人と話すというのが採用不採用関係なく好きなので「面白い人としゃべりに行く」みたいな感じで面接に行ってましたね。
最終的に選んだポイントは、代表の方が面白いなっていうのもあったし、私は前職で人事採用の仕事もやっていたので「こんな会社もあるだなー」みたいな面白さも感じたことでした。結構最初は人事的な目線で面白い会社だなと思ったんです。希有な会社だなって。
採用を代表の方が率先して対応していて、自分が思う自分の会社で大事にしてることを代表が自ら自分の口で候補者に確認して、さらには在籍中の社員たちにも「この採用について賛同できるかどうか」の意見も集めていることに驚きました。なかなかそういう会社ってないし、そういうところに頭を使える代表の方って少ないと私は思うんです。これまで見てきた経験からくる個人的なイメージで、ポジションとしての「代表」というキャラクターって結構ひょうひょうとしていて、何でも自分でガツガツ動く、決めるみたいな傾向の方が代表になるのが「あるある」かなと思っていたんです。
そういう意味で、黒田さんは出会ったことのないキャラクターだなあと思ったし、最終面接で社員全員とお話した時には、その黒田さんという「代表」のキャラクターに、引き寄せられた皆さんなんだなっていう感じを受けました。繋がりを大事にし、コミュニケーションやその人のアイデンティティを大事にするみたいなその会社だな、この場所に居てみたら面白そうだなって感じたのが、一番大きいですかね。他には、こういう会社があるということは社会的には希望になるのかな、みたいなイメージがあったんで関わりたいなって思ったことかな。
おまけ?の理由としては面接してる時に、壁の向こう側で音声検知のテストか何かをしてたようで「アブラカダブラって言ってください」みたいな声が聞こえてきたんです。「これにアブラカダブラって魔法かけてください」っていう会話が。笑 そのときに「なんだ、この会社は。」と思いましたね。笑 ここにいたら何か面白いことができるだろうな、面白いことに関われるだろうなという雰囲気がよくわかりました。

確かにそんな会社なかなかないですよね。

すごくノビノビやってるんだろうなって思いました。

あと、今西さんて入社した直後一時期人事やってましたよね。

そうですね半年ぐらい…今、採用担当をしていただいている広瀬さんが入るまでやってたので、翌年の8月ぐらいまではやってましたね。面接質問の指標を作ったり、求人票作ったり、面接ログのベースとか作ったりしました。

一次面接の担当もしてましたよね。

一次面接を私がやって、二次に繋げるとか、あとは前職の知見があったので、面接の時のメモシートを取り入れてみたり、毎回黒田さんが質問したいことが掴み切れてなかったのを毎回同席する中で黒田さんが何を聞いたかをメモしてポジション別に聞く項目として整理してました。


入社してすぐ次の人の採用に関わってましたね。

そうですね。採用担当経験があるということで、他社でもそういう状況は多かったんです。

■ハレガケの自慢はなんですか?■

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ハレガケの自慢ですね。自分の中にない価値観も受け取る器を持ってる人が揃ってるところですかね。何か自分のアイデンティティーを大事にしつつ、自分の知らない価値観とか自分とは反対の価値観みたいなところも、一旦理解してみようとするエネルギーとか器を持ってる人が揃っているだろうなと思います。
答えは一つじゃないということですよね。
そうですね、それを前提として考えられる人って、世の中的に多数派ではないと思うんです。そういう考えがあるから新しいことに挑戦するエネルギーがあるんだろうなって思います。人間同士のコミュニケーションってやっぱり好き・嫌い、間違ってる・間違ってないみたいなところで対立しがちだと思うんですけど、ハレガケのメンバーはそうではなく、相手が「なぜソレをそう思ってるのか」っていうところから受け取るアタマを持った方が揃っているおかげで、新たな知見や発見のチャンスが沢山あるし、そういうコミュニケーションが取れるので、居心地良いコミュニティがうまく回わっているのかなという気がしますよね。楽しくみんなが働けるというのはこういうところから来てるのかな?って思います。必然的に離職率も低くなるんだろうなと感じます。
認められるっていうのは、大事なコミュニケーションの要素ですよね。
そうですね。やっぱり認められないよりは認められる方がその場所は居心地が良くなるっていうのはシンプルな話だと思うんです。でも、そこに実際に働きかけて、体現していっているところハレガケの凄みだと思います。
ハレガケのバリューの考え方にある「チャレンジしよう」とか「100%を発揮しよう」とかも、人間としてのシンプルな感情に終結していくのかなみたいなイメージもあります。
そうですね。本当に多種多様な人がいますよね。
人に興味を持つのがみんなうまいですよね。
興味もちたくなる人が多いですからね。
それもあると思うんですけど。好奇心旺盛な人が多いからかなと。好奇心が旺盛だと、人を知ろうとするエネルギーも強いと思うんですよね。自分に興味を持ってもらうっていうのってやっぱ人間嬉しいものなので、そういう意味でも居心地がよくなるし、その中でコミュニケーションを取っていると、承認されてそこにいるような心地がするのかなっていう気もしますね。
そうかもしれないですね。

■今西さんの大好きなことを教えてください!■

大好きなことかー。私わりと空っぽなんですよね。なんだろうな。世の中に「こういうものがあるんだ」っていうのを探しに行く行動が好き、かな。浅く広く知見を集める事自体が好きなので、一個一個にはそんなに詳しくなかったり興味がなかったりが結構多いんですよね。
その探しに行くっていう行動で色んな世の中があることを探しに行くってことですか?
そんな感じです。探しに行くことで何がしたいかって言うと、自分が知らないものを潰していくのが好きなんです。
知らない世界を見に行くっていう感じですか?
そうです。私の中の持論で「知らないことは怖い」っていうあるんですよ。人間知らないものは怖いじゃないですか。「怖い」の中には色んなものがあります。恐怖もそうですが、不安とか焦りとか、悲観、怒り、攻撃、萎縮も含まれると思っています。人によっては暴力的になったり、自然と行動を制限してしまったり。例えば、「外国人よくわかんないから話に行かない」とかかな。こういうのって自分の世界が広がるきっかけを捨てることだと私は思っています。この考えのもと「じゃあ、知れば怖くないんじゃね?」っていう考えに至りました。「こういうものを好む人がいるんだ」「こういう仕事をしている人はこう思ってるケースもあるんだ」とか、自分が体一つじゃ体験できない・見れないことでも、今はネットでいろいろ調べて少しは掴むことができる時代なので、そういうのを見に行くのが好きですね。
観察してるのが好きって感じですか?
それもありますね。情報を探しに行って見て「へぇー」って腹落ちするっていうのがひとつと、観察っていう意味で言うとSNSをいろいろ使ってみたりする時期があることですかね。
例えばTwitterとか海外のマッチングアプリ・コミュニケーションアプリみたいなやつを使うと、結構アプリによってどんな目的でそのアプリを使っているかっていう層ってだいぶ違うんです。その人たちコミュニケーションの方法とか、求めてくる会話の内容とか、全く違うんですよね。そういうのを実際に使ってみて、そこで自分に話しかけてくる人がどういうコミュニケーションを取るかっていうのを勝手に体験しにいって「このアプリではこういう感じの人たちが、こういうメイン画像にすると話しかけてくるんだ」とかそういうのを勝手に調査しています。本来のアプリの使い方(出会い)はしないのでユーザーさんに迷惑にならないように気をつけています。笑 
そういう実験というかチャレンジとかそういうのが好きなんですね。
試してどう、みたいなのが好きですね。
本当に研究職っていう感じですね。
引き篭って、一人でネットの波の中に漂ってる時が一番楽しいですね。文字って一番シンプルな情報だと思うんですよね。感情もなく何か先入観のない状態じゃないですか。文字を見るだけなので。
実際に人の会うのもいいですけど、私は「人に対して話を聞く」となってしまうと、その人の顔とか人相、クセ、着てる服、持ち物、髪型、肌の状態、爪の感じとかで、その人のパーソナリティーを推察してしまうので、ソレが先入観になってあんまり情報がシンプルに入ってこないっていうのがありまして。そういう意味ではネットの中で文字から何かを得るみたいな方が好きなんですよね。人に会うより。
じゃあ例えば、緊急事態宣言の最中で、外出自粛が推奨されるご時世ですが、そこまでのストレス感じてないですか?(インタビュー収録日:1月25日)
個人的にはこの環境が自分に合っているなって感じてます。もちろん、人の表情を見たりとかして喋る機会っていうのはあった方がいいとは思うので、たまには人に会わないと、とは考えますが、「仕事」を効率的に行なう上では、視覚からの人の表情とかを気にしがちな性分上、そういう情報がない状態は、シンプルに情報を取れるので作業がしやすいので自分で合っていると思います。あ、ちなみに皆さんの顔を見たくないってわけじゃないんですよ。笑 みんなカメラONのリモートの全体会議とかは凄い楽しみだし、私は広報素材用にキャプチャーをよく取ってるんですけど、皆さんが笑っている瞬間とかを「今だ!」と思って撮って、画像を後でチェックしてニヤニヤしたりとか結構してるので、人の顔を見るっていうのは嫌いじゃないです。


■今後やってみたいことはなんですか?■

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今後やってみたいこと……そうですね。私のタスクボリュームをうまくコントロールできるようになったら、本格的に「ハレガケをテレビに出す」みたいなことできたら素敵かなと思うかなあ。以前、私が少しテレビにかじってもらえたみたいなラッキー露出も勿論大事にしつつ、もっとこう「どうもこんにちは、ハレガケです」って感じの露出が増えると素敵ですよね。ハレガケの皆さんは面白い人ばっかりなので、そういう人たちをもうちょっと直接的に全国に届けるみたいなことができたら面白いだろうなって思いますね。(今西さんは2020年12月の日本テレビ系ニュース番組「every.」に弊社広報として出演)
そうすることで「こういう風に会社を作ってるのがハレガケなんです」みたいなところを知ってもらうきっかけになったら、もしかしたら全国の会社が凄いいい会社になっちゃうかもしれないし、何かそういう動きが作れたらいいなって思います。
そうですね。知ってほしいですよね。
そうですね。結構びっくりすると思うんですよね。私は全部の会社を知ってるわけじゃないけど、私が知る限り、この会社のやり方はかなり稀有だし、それにちゃんと賛同してる人が集まっている会社ってなかなかないと思うんです。この感じが広がったら、もうちょっと日本のみんなが仕事を楽しく、会社を「お金のためだけの仕事場」じゃなく、ひとつのコミュニティとしてを捉えられたら幸せなのかなという感じです。

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どちらかというと謎解き番組って言うか、ノンフィクションとかガイアの夜明けみたいな感じで出れるといいですね。
ですね。人にスポットがあたった感じで出せるとリアルでいいですよね。多分その方がハレガケは面白いので。そういう「うちはこういう会社で面白いっすよ」みたいなアプローチもメディアにアプローチし続けないと届かないので、それをやり続けるための時間と労力をキープしたいですね。まずはそこをうまいことコントロールできるようになったらいいなあ。
仕事も面白いことをやってるし、黒田さんが作ってる会社としてのコミュニティも変わってますよね。
そうですね、会社をコミュニティとして捉えること自体が日本ではまだまだ珍しい考え方だと思うんです。会社って、お金貰うために集まった人たちという観念があるからギスギスするのが普通みたいな感じなんだと思うんですが、そこを大事にしつつも「人間として生活する上で無視したらあまり得策ではない感情があるよね」というポイントを諦めずにちゃんとフォローしようというのがハレガケなのかなと思いますね。

■このブログを見ている方に一言お願いします!■

「やってみようを実現する力」が備わっている会社なので今後も注目してほしいです。

■謎解きファンや、謎解きを知らない人達、まだ見ぬパートナー様や、クライアント様に発信しておきたいことがあればお願いします!

では、まだ見ぬパートナーさんに向けて。この会社は「その人だからできること」が活きる会社です。自分の持ち味を生かして一緒に何かを実現したいなと思ってくれる方は、是非一度フォームからエントリーしてみてください。一緒に「面白い」を作りましょう!

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■前回メンバーの質問に返信!■

<松下さんからの質問>
怖がりなのでお化け屋敷の入口の前にも辿りつけません。どうしたらホラーを楽しむことができますか?

私は怪談とかね怖い話をよく見るし、お化け屋敷もそんな怖がるタイプじゃないのでこの質問が来たかと思われますが、オバケは……「怖いかなぁー?」っていう。笑 個人的には「生きてる私の方が強いので怖くありません」っていうことなんですよね。
「どうホラーを楽しむことができますか」だから、ええっと......単純に動かない演劇を見るつもりで入ったら楽しいですかね。あとは小道具や空間造形とか、美術面を楽しみに入ると楽しかったです。もし、オバケが怖いんだとしたら今西の考え方を1つお伝えします。オバケは生きてる人間より強くないし、しかもそんな脅かしてくるなんてつらい現実を生きている人間様に何を失礼なことをって怒ってもいいくらいだと思っているので、オバケをお説教するつもりで入ったら怖くないじゃないかと。
スタンスをね、最初から変えていくっていう(笑)
そうそう「私の方が強いんだ!なんだ、大丈夫じゃん」みたいな。なんなら生きてないので蚊より弱い可能性すらある。


〜次回のメンバーに一言質問〜
【 今西さん から 片岡さんへ 】

ご飯とパンはどっちが好きですか?

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今西さんありがとうございました!

次回は【 プランニングディレクター 片岡さん 】3月末ごろの投稿予定です。お楽しみに!

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<用語説明>
「NAZO×NAZO劇団」とは、リアル謎解きゲームの企画制作を専門とする
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