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#97 ANJUNA (アンジュナ) ①

新年の挨拶で弟ファミリー宅を訪問したついでに、高幡不動のインド料理専門店「アンジュナ」で晩ごはん。

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ここ「アンジュナ」は、麹町にある都内屈指の老舗インド料理店「アジャンタ」で修行を積んだオーナーシェフ藤井さんが2000年に創業したインド料理店で、南インド・ゴア州のアンジュナビーチから名付けたという店名からもわかるとおり、南インド料理を中心に提供しているお店です。

さて、メニューをひとしきり眺めた上で本日オーダーしたのは、高円寺の「CURRY BAL くじら」以来の注文となるゴアの郷土料理「ポークビンダルー」と「イエローライス」。

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かつて、ポルトガル領だった南インド・ゴア州の料理は、ポルトガル料理の影響を受けており、ポークビンダルーについてもポルトガル料理の「Carne de Vinha d' Alhos (カルネ・ド・ビンダロス)」が由来となっているそうです。
また、この地方にはクリスチャンが多いため、インドの他の大部分の地域とは異なり、豚肉を食す文化も根付いているのだとか。

ではでは、早速いただきまーす。ぱくり。
んーーっ!美味しい〜っ♪

「くじら」のポークビンダルーは、ワインビネガーの強烈な酸味が特徴的なカレーでしたが、「アンジュナ」のそれは、ワインビネガー以外にトマトも使用しているせいか、同じ酸味でも柔らかく丸みがある印象。辛さもそれなりに感じますが、舌を刺すようなシャープな刺激とは違い、後からじんわり汗ばんで来るような穏やかな刺激です。
また、スパイスについても主張し過ぎず、上品な使い方をしているので、全体として味と香りと辛さのバランスが取れた仕上がりになっていると思います。

高円寺の「くじら」と「アンジュナ」では、同じポークビンダルーでもその味わいにはかなりの違いがありますが、どちらも甲乙つけがたい美味しさであることは間違いありません。

うーん!ポークビンダルーってやっぱり美味しい!!
満足♪満足♪
ごちそうさまでした♡

晴れ、時々Curry。2016-01-10

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