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通りすがりの私が勝手に感動した話

世界の見え方が、この二日間くらいでまるっと変わった。

このnoteという世界の色もまるっと変わった。明るくなった。

始めた頃はこれがどこに繋がっているのかわからなくて、ただひたすらに自分の日々の出来事や心に留めてきた色々を書き連ねる場所だった。

少しばかり暗くて、ひっそりとしてる感じだった。気づいた人だけが立ち止まり私の書いたモノを読み、そしてまた通り過ぎていく。そんな場所

自分がどんなものを書けるのかわからない。

ブログとはなにが違うのか、わからない。

だから、とにかく、わからないときはやってみろ。の法則に則って書き続けてみた。

元来が人見知りだから、自分から人に近づくことはあまりない。でも、好きものははっきりしていて、好きな雰囲気の人もはっきりしてる。好きっぽい人の話を選んでは面白いと思ったものにだけハートマークを押してみた。

今日、いいねを押してくれた人の書いたものを読んだら、とても引き込まれて感動して、「あ、これ実体験かと思ったら、フィクションだったのか」と思った。

すんげーなー

こんなすごい人がたくさんいるんだ。

そうだ、私は書くことよりも、長く長くいつだって誰かの作品の読者だった。本を読むことが好きな人間だったことを思い出した。

この世界には自己表現が溢れている

それらを、ただ受け取って感動する。そんな通りすがりの人間であることをもっと楽しんでもいいのかもしれないと思った。

プロとかアマチュアとかそんなのは関係なくて、いつもこんな風に誰かの作品に勇気とか知恵とかをもらってる。

その物語の中を生きる主人公や、登場人物に憧れ、助けられながら生きてきた。今だってそうだ。主人公に嫉妬して、あなたみたいに私は生きたいと奮起して行動を起こした。それは数ヶ月前の話。

私はいつも、気づくと一人の世界を生きようとしてしまう。暗い部屋の隅っこで一人本を読んでた幼少の頃のように、誰か来ても陰に隠れていないフリをしてしまう

でも、今の私にはもうその隅っこは必要ない。(たまにそれを忘れて隅っこに行ってしまうこともある)

暗い部屋で本を読んでると、目が悪くなるよと決まって誰かが明かりをつけてくれる。暗いの好きなんだけど、それはそれでいい。

ありがとう。と伝える相手がいるのもいい。

読んだ本の話を誰かに伝えたい。一人でひっそりと楽しむ時間も終わりだ。一人きりの空間は終わりだ。

私が好きなものは、人と少し違ってるけど、呆れながらも聞いてくれる人たちがいる。それは、とても嬉しいこと。

まるっと世界が明るくなって、ひさしぶりにパン屋の友人に連絡をした。

私はわたしでいいのだ。好きな人に連絡をして、好きなことを話そう。

私は、彼女が好きだ。彼女と共に出会ったたくさんの友人たちが好きだ。あの頃には戻れないけれど、私の中にあの楽しかった日々はある。だから、それでいい。それでいいけどまだこれから先も楽しくお付き合い頂きたい。

クリスマスの頃に、大切な友人家族にパンのギフトを贈ってもらうようにお願いした。私はそういうサプライズが大好きだ。彼女の作ったパンは私を笑顔にするから、きっとその家族も同じように笑顔になると思う。

去年もらった素敵な絵はがきをまた送ってくれるというから、それを描いたイラストレーターさんに来年のカレンダーをリクエストした。

必ず買うから作ってね、2022年のカレンダーの予約

世界がどんどん明るく優しい光に満ちていく。

すごいんだ。すごいんだよ。あなたたちの「えがいてる」ものは、数分の世界がこんなにも人を変えていく。救っていく。ゆるしていく。

どうせ、通りすがりの誰かでしょ。

でも、どうせなら少しは世界を明るくしてみたい

そんなものが私にも作れたらいいな。

私の伊勢物語㉔

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