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ベートーヴェンを毎日聴く15(2020年1月15日)
『ベートーヴェン/ 弦楽三重奏曲 第3番 ニ長調 op.9-2』を聴いた。
ベートーヴェンを毎日聴く15。
— Harayan (Herbert von) (@HarayanV) January 15, 2020
op.9-2 弦楽三重奏曲第3番。1797〜98年。
若いムターがベテランに臆することなく、ノビノビ弾く演奏は、若き作曲家の作品にふさわしい。
演奏:ムター、ジュランナ、ロストロポーヴィチ。1988年録音。 pic.twitter.com/PhHoEBk6mM
若いムターがベテランたちに臆することなく、ノビノビヴァイオリンを弾く。
このディスクの録音時における、各演奏者のおおよその年齢は
ムター25歳、ジュランナ55歳、ロストロポーヴィチ60歳
ムターは天才少女として10代の頃からカラヤンと一緒に活動し、録音もしているので、25歳の若さとはいえ、この録音時にはもうすでに第一線で活躍していた。
ベテランたちに配慮していては、引っ張っていく役割であるヴァイオリンが機能せず、音楽としてのまとまりはうまくいかない。
ムターは若さを活かしたフレッシュな感性で牽引する。
ベテランたちが、それをうまくサポートをしている雰囲気が伝わり、いい演奏になっていると思う。
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