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ベートーヴェンを毎日聴く7(2020年1月7日)

『ベートーヴェン/弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 op.3』を聴いた。

弦楽三重奏曲は、最近ほとんど耳にしていなかった作品。

嫌いなわけではなかったのだが、聴く優先順位が低くなってしまっていたから。

やはり曲のインパクトが弱めである、という理由。

聴くために棚の奥のほうからCDを引っ張り出してきた記憶がある。

この曲は6楽章制をとり、モーツァルトのディヴェルティメントを手本にされたという。

作曲された時期は、ウィーンで当時最先端の音楽の勉強真っ最中であった。

ベートーヴェン作品のイメージ、後年多く登場するような感情移入が大きいというイメージとはちょっと違うのだが。

そんな異なるイメージを象徴するような、第4楽章のアダージョを「いいなぁ」と思って聴いていた。

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この作品を聴いていたころのニュースでは、トヨタ自動車が、車ではなく「都市」を作るという報道があって驚いた。

子供の頃、考えただけでワクワクした夢みたいなテクノロジーが、すでに身の回りにはたくさん存在するが、その時の気分を思い出したような気がした。



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