ベートーヴェンを毎日聴く217(2020年8月4日)
『ベートーヴェン/ヴラニツキーのバレエ「森の娘」のロシア舞曲主題による12の変奏曲 WoO71』を聴いた。
ヴラニツキーという作曲家は今ではほとんど知られていないモラヴィア出身の人物。モーツァルトと同世代で友人同士でも会ったという。ウィーンでこのバレエが上演されたときには大人気になったというので、ベートーヴェンも鑑賞したのであろう。
元ネタであるバレエ「森の娘」のロシア舞曲はこんな曲。
ベートーヴェンはこのロシア舞曲を元にかなり凝った変奏曲を作った。変奏曲マニアであるベートーヴェン。とにかく引き出しが多い。コミカルだったり、技を駆使して派手に聞かせたり。元のメロディがシンプルなだけ、その盛り方による差を比較すると面白い。
Harmony LawrenceによるPixabayからの画像
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