ベートーヴェンを毎日聴く8(2020年1月8日)
『ベートーヴェン/弦楽五重奏曲 変ホ長調 op.4』を聴いた。
弦楽四重奏曲はベートーヴェンの室内楽曲のなかでも主たるものであり、名曲が多く存在する。
しかし、弦楽五重奏曲としての作品(純粋な作品)は、たったひとつ(op.29)だけで、その他はこの作品を含めた、他作品からの編曲や楽章作品のみ。
師匠のハイドンも弦楽四重奏曲の名作を多く残したが、弦楽五重奏曲は作っていない。
楽器を1つ増やして、先生のさらに上を行こうとしていたのかもしれない。
でも、そう甘くはなく、試してはみたものの、思うように上手くいかなかったのだろう。
なかなか良い作品だな、と思うけど。
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