ベートーヴェンを毎日聴く13(2020年1月13日)
『ベートーヴェン/弦楽三重奏のためのセレナーデ ニ長調 op.8』を聴いた。
「セレナーデ」。
モーツァルトもたくさん残しているように、この時代には重要なジャンルのひとつになっていた。
しかし、ベートーヴェンの時代になると、グッと減ってきて、あまりお目にかかることがない。
ベートーヴェンがこの作品を作っていた時代は、まだまだ音楽の勉強に精を出していた頃。
神童と呼ばれたモーツァルトの作曲テクニックを学ぶ必要は大いにあったのである。
意外なのは編成が小さいこと。弦楽三重奏である。
今日あまり有名な作品ではないが、当時はとても人気があって、いろいろな編曲をされながら、広まっていったらしい。
確かに、変化に富んでいるが、とても聴きやすい作品である。
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