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ベートーヴェンを毎日聴く116(2020年4月25日)

『ベートーヴェン/オラトリオ「かんらん山上のキリスト」op.85』を聴いた。

オーケストラに合唱団、ソリストを要し、50分弱の長さがある大型作品。

でも、演奏機会はほとんどなく、ベートーヴェン作品の中では珍しい部類に入る。

1803年に初演された時には、他にピアノ協奏曲第3番と交響曲第1番、第2番も一緒に初演されたが、いちばん評価されたのはこの作品だったという。

タイトルの「かんらん山」、漢字で書くと「橄欖山」。ほとんどお目にかからない単語である。「かんらん山」とは「オリーブ山」のこと。

キリストは捕縛され、十字架に張り付けになるが、その場所がオリーブが植えられていたゲッセマネという場所。

実は橄欖とオリーブは似て非なるものらしい。

この曲をきっかけに、オリーブの知識が増えることになった。

オリーブオイルは健康にいいと言うし、昔はマズイと思って、ピザの上から取り除いていたオリーブの実も、最近ではあの独特の味が好きになり、多めに乗っていると嬉しいのである。

Peter HによるPixabayからの画像

(記:2020年12月22日)

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