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ベートーヴェンを毎日聴く116(2020年4月25日)
『ベートーヴェン/オラトリオ「かんらん山上のキリスト」op.85』を聴いた。
ベートーヴェンを毎日聴く116
— Harayan (Herbert von) (@HarayanV) April 25, 2020
op.85 オラトリオ「かんらん山上のキリスト」。1803年
作曲者の革新的なところは少し影を潜めているような感じ。初演後長く人気を得たというが保守的な点が受けた?
ゲッダは伸びやかで素晴らしい歌唱。
演奏:ヴァンゲンハイム&ベートーヴェン・ハレ管、ゲッダ他。1970年 pic.twitter.com/t80DrY0yt4
オーケストラに合唱団、ソリストを要し、50分弱の長さがある大型作品。
でも、演奏機会はほとんどなく、ベートーヴェン作品の中では珍しい部類に入る。
1803年に初演された時には、他にピアノ協奏曲第3番と交響曲第1番、第2番も一緒に初演されたが、いちばん評価されたのはこの作品だったという。
タイトルの「かんらん山」、漢字で書くと「橄欖山」。ほとんどお目にかからない単語である。「かんらん山」とは「オリーブ山」のこと。
キリストは捕縛され、十字架に張り付けになるが、その場所がオリーブが植えられていたゲッセマネという場所。
実は橄欖とオリーブは似て非なるものらしい。
この曲をきっかけに、オリーブの知識が増えることになった。
オリーブオイルは健康にいいと言うし、昔はマズイと思って、ピザの上から取り除いていたオリーブの実も、最近ではあの独特の味が好きになり、多めに乗っていると嬉しいのである。
Peter HによるPixabayからの画像
(記:2020年12月22日)
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