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お腹の脂肪を落とすには腹筋はあまり向いていない!?

皆さんは何を目的に筋トレをされていますか?

健康のためだったり異性からモテたい、最近では仕事で成果を出すためには筋トレは効果的だと言われていますね。

色々な目的の中でも特に多いのは痩せたい・腹筋を割りたいと言う目標が多いのではないでしょうか?

「よし、筋トレをしよう!」
「やばい、ダイエットしなきゃ・・・」

そう思い立った時にすぐに思い立つ筋トレの代表と言えば腹筋運動。

しかし、腹筋運動はそこまで重点的にやらなくても良いと言うのが私の意見です。

脂肪は全体的に痩せていく

アメリカで行われた実験で24人の男女を集め、腹筋運動の筋トレ(7種類×10回×2セット×週5回)を6週間と全く筋トレをしないグループとで分けました。

摂取カロリーは両グループとも同じです。

この2グループを6週間後に体脂肪率、内臓脂肪率、腹囲、腹部皮下脂肪を測定した結果、両グループに大きな変化はありませんでした。

このことから「6週間の腹筋運動で痩せるのは不十分である」と言う結論になりました。

他にも実験で104名の男女を対象に片腕だけ二の腕の筋トレを12週間行ってもらい、筋トレをしていない腕と比較した実験があります。

その実験では脂肪が減少したのですが片腕だけでなく左右の腕で脂肪量が減少しました。

このことから部分痩せは出来ないが全体的に痩せていくと言うことが分かります。

そのため、お腹が気になるから腹筋をしてお腹周りを何とかしようとしてもお腹周りの脂肪を狙って落とすことは出来ません。

腹筋を割るために必要なこと

腹筋を割るには、ただ腹筋の筋肉を大きくするだけではバキバキに割れた腹筋は手に入りません。

そもそも、腹筋自体は誰でも元から割れています。問題は脂肪がその腹筋を隠してしまっていると言うのが事実です。

腹筋運動をすれば腹筋は大きくなります。なので、シックスパックのボリュームを大きくしたり、キレを出すことは出来ます。

しかし、脂肪が乗っかったままだと鍛えたシックスパックは永遠に見えることはありません。

なので、効率的に脂肪を燃やすための方法を身につければかっこいいシックスパックを手に入れることが出来ます。

脂肪を燃やすには下半身を鍛えればいい

実は筋肉をつければ脂肪が燃焼しやすくなることが分かっています。筋肉がカロリーを効率的に消費してくれる存在であるからです。

痩せるためには「消費カロリー<摂取カロリー」の状態に持っていけば痩せていきます。

消費カロリーを大きくするには筋肉をつけることが重要。筋肉がたくさんつけば消費カロリーが増えて、普段の食事のままでも痩せやすくなります。

このことを書くと「腹筋運動で割れるんじゃないのか?」と疑問に思うかもしれません。

確かに、腹筋の筋肉が大きくなって消費カロリーが大きくなりますが、腹筋を鍛えるよりももっと効率の良い筋肉があります。

実は、筋肉の消費カロリーは筋肉の大きさに比例しています。

ここで、人間の筋肉の大きさを部分的に比較していくと下半身にある筋肉が上位を占めています。

1位:太ももの前面
2位:お尻
3位:太ももの内側
4位:太ももの裏側

ちなみに、上半身のなかで一番大きい筋肉は肩の筋肉です。また、腹筋の筋肉の大きさはランキング的に言うと10位代になります。

そのため、脂肪を燃焼させるには筋肉が大きい下半身を鍛えれば消費カロリーを大きくしやすくなります。

終わりに・・・

腹筋を割るには脂肪を燃焼させることが大事です。

筋肉の大きさに消費カロリーは比例しており、下半身の筋肉が大きいので優先的に鍛えると消費カロリーを大きくさせやすくなります。

痩せるには「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を維持すること。

この状態になるには下半身の筋肉を重点的に鍛えると、消費カロリーの方が大きくなりやすくなります。

そのため、食事内容を普段のままでも痩せることがあります。

かっこいいシックスパックを手に入れたいのであれば、まずは下半身の筋肉を重点的に鍛えて消費カロリーを大きくすることに意識して筋トレをしていきましょう。

この記事を最後まで読んでくれた方に筋トレやダイエットに役に立つ知識をマガジンでまとめていますのでよかったらご覧ください(^ ^)


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