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目の見えない白鳥さんとアートを見に行くvol.5 ダリ彫刻の森 東かがわ市

中学校の時、美術の授業でオルゴールの箱に
彫刻刀でデザインを彫っていったことがある。
その当時光のきらめきにはまっていて、
そのきらめきを彫ろうとした。
イメージはこんなかんじ。

鉛筆で下書きを書いて、
彫刻刀で彫っていく。
彫りすすめていくなかで、
どんどん失敗して光の筋が少なくなっていく。
最終的には十字架みたいになってしまった。


そんな苦手な彫刻。
今回もすばらしい彫刻作品がたくさんある、
東かがわ市ダリ彫刻の森を紹介する。
前回の記事はこちら。

今回紹介する作品はこちら

例によって、目の見えない人に説明するかのように、
鑑賞していきたい。

チョココルネのような巻き貝の上に
裸の女性が立っている。
後ろから見るとこんなかんじ。

なんとあの有名なサルヴァドール・ダリの作品。
ダリといえば、シュールレアリスムの巨匠で
時計が布のように曲がっている作品「記憶の固執」が有名だ。

作品名は「階段を昇る裸婦 マルセル・デュシャンに捧ぐ」
マルセル・デュシャンといえば、
男性用小便器に署名をしただけの「泉」という作品が有名。

立っている裸婦には、腕が肩からない。
ミロのビーナスを意識しているのだろうか?

もし、腕があったのなら、手旗信号の第三原画のような
形になりそうだ。

裸婦には首から上がない。
右足を前に出して、
チョココルネの一番上まで昇っている。

チョココルネにはたくさんのくぼみがついている。
チョココルネは6段。

8月5日から夏の日程がはじまった
瀬戸内国際芸術祭2022

東かがわ市は会場ではないのだが、
ダリの彫刻を鑑賞するために、
とらまる公園「ダリ彫刻の森」にお越しください。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。





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