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昭和の名残を引きずる子育て~熱がない体調不良

 おはようございます。暮らしのカウンセラーのはらぺこママです。
小学1年生のママ、4つの仕事をもつパラレルワーカーです。
Voicyにて【暮らしが好きになるラジオ】を放送しておりますので
よろしくお願い致します。

 今回は、まだまだ昭和の子育てを引きずっているな・・・と思った出来事がありましたので、父性や母性について触れながら文字にしてみました。

もしよろしければご一読していただけると嬉しいです。

熱のない体調不良


今朝、朝食を半分食べ終えたところで娘が
「なんか気持ち悪い」と言いました。
熱は平熱、ただただ食べたくない、横になっていたいようです。
登校時間まで1時間以上あるので、リビングでゆっくりしてもらいました。

熱がない体調不良
こういうとき、学校休ませますか??

ものすごく悩む親御さん多いのではないでしょうか?

わたしは、「ただ行きたくない」「なんとなく具合が悪い」場合も
休んでOKと思えます。
そんな日もあるよね~といった具合に、無理して学校へ行くほうが
後々メンタルがやられてしまうのではないか?と思ってしまうのです。

夫の反応~父性的厳しさなの?

しかし、夫は
熱がないなら学校へ行くべき!という考え方。
理由は「甘えにつながるから」

実は私も、この考え方が無くは無いです。
・甘えに繋がるかな?
・休ませるとなると、面倒みるのはわたしだし・・・
・熱がないなら行かせても問題ないよね・・・

という気持ちもあります。
その時の状況により【51:49】の間で揺れ動きます。

しかし、今日は
51で”休ませてもいいんじゃない?”のほうが勝っていた私。

夫婦の間でも意見が割れました。
さてどうする??

夫婦で割れた意見~どう対処したか

夫には
「私は休ませてもいいと思う。もし、あなたが熱がないのなら
学校へは行くべきと思っているのであれば、
わたしからでなく、あなたから娘に話してほしい」
と伝えました。

今までのわたしなら
夫の役目も引き受け、苦しいながらも娘に「学校へ行くべき」と
話しをしていたでしょう。

でも、今回はこの厳しさは父性の役割なのでは?と思い
わたしの考え方を伝え
夫の意見を尊重しつつ、娘に話してもらうことにしました。

娘の反応は?

わたしは遠くから見守りました。
娘は「学校へ行きたくない」とは言いませんが、しぶってます。
夫も言葉がトゲにならないよう注意しながら話をしてるのが
わかりました。

父性的厳しさは母であるわたしの中にもあります。
逆に母性的優しさも夫の中にあると思います。

だからこその葛藤なのかもしれません。

娘がようやく開いた言葉は
「学校休んだら、習い事はいけない??」でした。

実は今日から新しくはじめる体操教室を楽しみにしてるのです。

具合は悪いけど、体操教室には行きたい。
そんな訴えでした。

夫の答えは
「学校おやすみするなら、習い事もおやすみしよう」でした。

そこでまた黙ってしまった娘。

夫の言いたいことも分かる
娘の言いたいこともわかる。

なので、ここでようやく私がひとつ提案をさせてもらいました。

母の提案とは・・・

・学校へはいきたくない(マイナスな気持ち)
・習い事はやりたい(意欲・たのしみ)

どちらも尊重したい。
なので

「とりあえず学校へいってみない?。もし気分がよくないなら
早退しておいで。先生にはお手紙書いておく。
登校して大丈夫そうなら、そのまま1日過ごしておいで。
習い事は夕方だから、たとえ早退してきてもその時の気分で決めればいい。
ただ無理はしないこと。」

ようやく夫も「そうだね!」と
娘も「うん、そうする」と決断ができました。

登校時間が迫っていたので、すぐに連絡帳に用件を書き持たせました。

娘には登校直前に
「教室ついてやっぱり気分が悪かったら連絡帳を先生に見せて帰ってきて
いいからね。帰ってきても習い事はおやすみ!とは
言わないから安心してね」
と伝えました。

まとめ

熱のない体調不良って親を悩ますベスト5位内に
入るのではないでしょうか?
なんとなく行きたくない気分から、頭痛や腹痛、気持ち悪さが発生するのは
こども時代同じ経験をしたのでよくわかります。

でもその時の私の両親は「熱がないなら学校へ行け」でした。

休ませてもらえなかったわたしなので
娘に休んでもいいと言えるのは
きっと過去のわたしがそうしてほしかったんだなと思いました。

そして、夫の父性的厳しさも昭和の名残なのかもしれません。
ただ、私はその中に優しさがあることを今回発見できました。
厳しく「熱がないなら学校へいきなさい」と諭すのではなく
優しく寄り添いながらも、父としての考え方を娘に伝えていました。

熱がないなら学校へいけ・働けっ!!
という時代は終わりました。
ただ、熱のない体調不良のこどもや
自分自身をどうするかを選択する力は
まだまだ未熟だな・・・とも思いました。

今回、結果娘は
「帰ってきてもいい。」という選択を与えられたことで
笑顔で登校できました。

昭和の名残を引きずりながら生きる今の親たち。
わたしたち夫婦もそうです(お互い昭和生まれです)
熱がない体調不良に「体調が悪いならやすめばいい」と
心のひっかかりが無く
すんなり言える親はどのくらいいるのだろう・・・

ちょっと体調が悪いから今日は休もうと思える
大人はどのくらいいるのだろう・・・

自分の気分に素直に従うって勇気がいる。
ただ子育てに関しては、夫婦で意見が違う場合もあるので
お互いの意見をすり合わせることも大切だと思いました。

やっぱり自分の軸をしっかり持つことが
昭和の名残を生き抜く力として、そして子育てにも必要なのだと思います。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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