見出し画像

ところ変われば、ヘボでも稼げる

どうもはじめまして。Harapecoと申します。

この度noteを始めました。

現在私は会社員(営業職)をやっておりまして、年齢は30代半ばで妻と娘、そして愛犬と一緒に暮らしています。

今は娘中心の生活で、娘の成長が楽しみで楽しみで仕方ない普通のパパです。

その他は服が好きだったり、食べるのが好きだったりとどこにでもいる普通のおっさんて感じでしょうか。

私の仕事

さて、私は仕事で営業をしていますが、自分のことを「内向型営業」と言っています。

内向型というのは、一般的な営業マンの特徴として思われがちな口が達者、ノリがいいみたいな感じの印象とは真逆の営業という意味です。

私は数年前から会社からの年収で1000万を超える収入を得ています。

特別なスキルがあるわけでもないし、本当に普通な人間の1人だし、見る人からしたら、何でお前が!?って思う人もいると思います。

お伝えしたいこと

そんな私からは、

"今の仕事は自分には適正がないのではないか"

"結果も出ないから向いてないのではないか"

って思っているような人に少しでも希望を持ってもらえるような内容を発信していければと思っています。

向いてなくてもいい

私は今の仕事は元々は全然自分には向いていないと思っており、今も心底好きではありません。

”好きなことで生きていく”

今の世の中は自分の好きなことや自分の価値観を大事にして、嫌なことはしない方がいいんだという風潮になっているように感じます。

また、SNSなどを見ても、情熱とか人脈とか、一見派手で輝いている、充実感て感じの投稿も非常に多く、自分の人生には少し縁遠いと感じたりしています。

今の仕事について、大学を出た当時は誰に聞いても「お前にできんの?w」「絶対選択誤ってるわ〜w」と言われていました。

頭が悪いとか、能力的な問題ではなくて「適正面」の問題です。

人見知りで無口な上に物静かな性格で学生時代はクラスが変わる度に憂鬱でした。

人に気を使わず、何より気楽だったから休日は1人で過ごすことが多かった私(友人が0というわけではないが、多くはない)。

そんな私の仕事は新卒で働き始めてからずっと「営業職」です。

これを選んだのは、やりたいこともなく、資格もないし、頑張る気もない。

何より就職しないと親に心配をかけてしまう。

けど、お金は稼ぎたい。お金を稼ぎたいという気持ちは今でも持っています。

しかし、前向きな気持ちはほぼなく、とりあえず受けることができ、決まったのがこの営業職。新卒の時に受けたのはこの1社のみ。

それで決まったので、面倒だったので他は特に受けませんでした。嫌になったら辞めればいいやぐらいしか考えていませんでした。

進路についてはもう少しきちんと考えておけば今頃は違った道があったかもしれないと思うこともあります。

もちろん「時を戻そう!」はできないので、今をどうするかって思いながら生きてきたのですが、結果的にここ数年は年収で言うと1000万は軽く越えています。

営業としての実績は、所属した営業所での個人の売上新記録樹立、また事業部全体の売上成績トップで表彰経験もあります。

こんな感じで、やりたくて選択した仕事ではないのですが、もうここまで来ると、これが1番手っ取り早く稼げる仕事になっているし、売れているから嫌ではないってのが本音です。

好きで稼げるは最高ですが、好きで稼げないよりは、嫌いでも稼げるを選ぶということも悪くないよってことです。

また、そんなに好きではなくても、結果が出せると楽しくはなってきます。

あとは単純にお金をもらえると色々と自由は増えます(好きなものを買える、食べれる、投資に回すことができるなど)。

自分の好きなことはなんなんだろう、本当にやりたいことを探そうとして焦ってしまう人もいるかもしれませんが、そのような方に私は

"やっていく中で見つかる"

という考え方をオススメしています。

自分がやりたくないことを選ばなければ、とりあえず行動はできると思いますし、最初からやりたいことが見つかるなんて滅多にありません。

やっていく中で最初はそんなにやる気なくても好きになったり、これは自分には合わないんだなってのが見つかってきたりもするものです。

なので、行動していくうちに色々とわかってくるものだと私は思っています。

ちなみに今の営業という仕事は自分が心から好きとは思っていませんが、不得意でもないと思っています。

では、そこまでやる気もない営業で稼ぐためにどうしたかを記載していくのですが、その前に少し始めた当時の自分の落ち込んだエピソードを紹介します。

営業のイメージ

営業になった当初、自分の中の「営業マン」のイメージとしては、お笑い芸人の宮川大輔さんみたいないわゆる話芸のスペシャリスト、お話上手な人ばかりなんだろうと思っていました。

ビシっとしたスーツ姿で、お客さんを話術で説得し、さらっと契約してきてしまう(オシャレが好きだからカッコイイスーツは着てみたかった)。

そんなもはや魔法使いのような能力を持っている人達だらけなのではないかと考えていました。

当時の新卒同期は約50名程でみんなものすごく明るい感じ。

私は大学時代は理系学部で専門職関連の勉強をしており、いわゆる「陰キャ」と呼ばれる類の人が全体的に周囲には多かったのです。

なので、THE学生ノリの飲み会というのも経験したことはなかったので、コール飲みなどを最初の会社で初めて見た時には本当にこれから自分はこの環境でやっていけるのかと不安になったのを今でも覚えています。

バタバタと飲み過ぎで倒れていく同期をみて、お酒飲んでいないのに倒れそうになった自分がそこにはいました。

私は転職回数4回で5社を経験しているのですが、どこに行っても学生時代いわゆる「陽キャ」グループに所属していたようなイケてる感じの人達が営業には存在します。

明るくて、ノリが良い。人懐っこい。私はそんな人が苦手です(笑)

なので、「お前ノリ悪いな〜」「真面目過ぎるんだよ!」とか平気で言われてきました。

最近は年齢も上がって言われることが少なくなりましたが、昔はよく言われて凹んでいたものです(今だとパワハラになるかもしれませんね)。

自分を変えようと必死になる

周囲から色々と言われたので、やっぱり営業としてもう少しノリノリな感じで、いかにも営業って感じにならないとと焦り始めたのです。

そして、無理に明るくして、テンションを上げて見たりして、今のままじゃだめだと思ってとにかく変化しようと取り組み始めました。

しかし、これはなんとなく予測できるかもしれませんが、本当にダメでした。

きれいに空回りですね。

なんというか、もうおもしろくない芸人がおもしろいことをしようとして、どんどんすべりまくるみたいな感じで、今思い出すだけで恥ずかしくなります。

けど、本当に頑張ったんです。お金稼ぎたかったので。

とにかく行動しました。

なんとかキャラ変して、自分を変えて、売れるようにならないと!お金欲しいし。

そう思ってひたすら取り組んだんです。

けど、全然ダメでした。全くうまくいかない。

私は本当に落ち込みました。

やっぱり自分には向いていない。

稼いで好きなもの買いたい、きれいな部屋に住みたい、かわいい彼女を作りたい。

けど、仕事がうまくいかなかったら稼ぐこともできない。

やっぱり営業はやめて違うことをした方がいいのかな…

今でこそ副業解禁なんて言われていますが、当時も何か副業を始めようかななんて考えたりもしていました。

考えの変化

上記のようにうまくいかない日々を経て、今でも営業として働き、徐々に結果を出せるようになっていきました。

私が営業として、年間の実績も偶然ではなく数字が作れるようになったのは27歳ぐらいで、この頃から少しずつこの仕事で食べていけそうだなと思い始めました。

考えに変化があったのは25歳ぐらいで、「短所を捨て、長所を伸ばす」ことに集中したあたりからうまく行き始めました。

そして、営業という仕事についても考えるようになり、本質はなんなんだろうと考えてみたのです。

できることで勝負する

私は営業職の本質は、「顧客の問題の解決」と考えています。

顧客の課題解決に向けて相手の話を聞き、何をするかを検討し、提案する。

その対価として、製品を販売させてもらう。

話はうまくないけど、人の話を聞くことはできるので、話の聞き方を学んで上記の取り組みを行っていました。

この顧客はこういったことで困っているんだな、そしたら自分はこれを手伝うことができるから提案してみよう。

この顧客はこういったことを取り組んでいるんだな、そしたらこれに詳しい人を紹介してみよう。

このような感じで相手の状況を聞いたりしていく中でできることで対応していくようにしました。

明るさやノリなどで入り込む一般的な営業スタイルを捨て、自分に合う方法に変更したことで、活路を見出したのです。

顧客と仲良くなろう、明るい営業でいこう、営業マンらしくなろうとかそういったことではなく、それよりも営業として自分ができることがあると考えて行動したことでうまくいくようになりました。

売れているのは顧客と仲がいいからだという人もいますが、それだけではありません。

きちんと課題解決に取り組めているかどうかも大切です。

絶対にコツがある

私は物事には絶対にコツがあると思っています。

できている人はそのコツを掴んでいるだけに過ぎないと思うのです。

テレビゲームやスポーツなどもそうですが、最初は全然わからなくても、勝つために考えていくうちにコツを掴めたりします。

仕事も絶対にそうで、何かこれさえ抑えておけば大丈夫という根本となる部分があると思うのです。

よく片付けができない人がいますが、修正方法としては置き場所を決めて、そこに戻すようにするのを徹底するなんて言いますが、これも一つのコツだと思います。

ちなみに私が思う営業のコツは上記にも書いてある通りですが、顧客への取り組みが「顧客の役に立てるか」ということかと思っています。

もっと大きな部分で考えると、会社ってなぜ存在しているんでしょうか?

私は「顧客に必要とされているから」だと思っています。

必要としてくれる顧客が対価を払い、それによって新製品の開発やサービスを提供して、繰り返し発展していく。そして働いている人に給料が支払われる。

営業も同じです。顧客にとって必要となることで貢献すればいいのです。

この基準で考え、あとはひたすら自分の担当している顧客に向けて繰り返し取り組むだけです。

極端に言うと、やることを決めて淡々とやり続けるだけです。

最初からやりたいことがある方が珍しい

特別な才能を持っている人なんてそんなにいません。

今、目の前で自分よりもできている人は、ちょっと自分よりも早く始めてコツを知っている人達なだけです。

全然あなたにもできます。

現に私の今いる会社の新卒で入社した人は、誰もが知っている有名大学の出身者ですが、全然売れていません。

こんなに勉強ができる彼らでも最初は苦戦します。

しかし、少しコツを教えるだけで、すぐに上達しています。

仕事ってそんなもんです。知っているかどうかだけです。

点を取れたのは「そこにいたから」

私はサッカーが好きで、海外サッカーを観たりします。

その中で有名なフォワードの選手が、点を取れたのはそこにいたからと言ったのを見たことがあります。

要はパスが来る場所にいて、ディフェンダーが目の前にいなければ点が取れるのです。

給料もこれと同じです。はっきり言って、給料はいる環境で決まります。

仕事ができない奴もいますが、それでも年収は高いです(本人はめちゃくちゃ仕事できそうな雰囲気は出していますが)。

私は数年前と会社は違いますが、やっていることは同じで、給料は数百万アップしています。

なので、支払える会社に入れば、誰でも給料は増えます。

最近は副業解禁なんかもありますが、平均して副業の月収は6.8万、時給1700円弱ぐらい。年収で80万前後と聞いています。

私は会社員として、400万→650万→800万→1000万オーバーです。

上記に記載したような考え方などはもちろん働く中で学んできましたが、給料が増えるほど労働環境はどんどん改善しているように思います。

なので、まずは本業の仕事を頑張ってみることも大切かと思います。

そして転職して、所を変えることで、給料も変えてしまうということです。

今、仕事が嫌、給料が安いなどの不満があるようでしたら、場所を変えてみるだけで未来は変わります。

やる気も才能も必要ありません。

私自身本当に営業としての能力がすごいとも思いません。

いい場所にいるとは思っています。

ところ変われば、ヘボでも稼げる。

ところ変われば、幸せにもなれる。

#自己紹介

サポートよろしくお願いいたします。今後も転職や営業関連の発信をしてお役に立てれば幸いと思っております。