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Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話その22:開花

入社してから1年が経過し、2年目が始まった。
転職してからもう1年が経つのかとあっという間だったのを覚えている。

この1年で自分の商談管理に多数の案件が溜まってきていた。

これはいける!!そうとしか思えなかった。

そして、それが現実になっていった。

Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話その22:圧倒的な結果

1年間新たな領域での仕事に苦戦しつつ、もがき、新しい知識を学び、そして種を植えてきた。それを刈り取れる時期がきた。

商談が発生した際には社内のシステムにその情報を記録していくのだが、かなりの件数が集まっていた。

「この会社の全製品カテゴリを売れるようになるには5年ぐらいかかるんじゃないかなあ。ま、気楽にやってよ」

と入社当初にFマネージャーが言っていたが、自分にはこの言葉がしっかりと耳に残っており、「マジで見とけよ」という気持ちしかなかった。

期初から

そして2年目の第一四半期。既に圧倒的に売れていった。

予定していた案件がサクサクと決まり全勝。完全に勢いに乗っていた。

自分的にもゾーンに入っていたと思う。とにかく頭が冴えていた。

そして、結果が自信となり、売れば売るほどノウハウも溜まり、仕事が効率化されていった。

完全にエリアの顔に

当時、製品に何かがあったり、エンジニアがクレームを受けるとすぐに呼ばれていた。

私はこのような事があった際にはとにかくすぐに現場に顔を出した。
そしてまずはとにかく謝罪。
特に自分が悪い事をしたわけではないが、事態を収拾させる為に急いだものだ。

それが続くと、顧客からも信頼され、いつも世話になっているし、君が悪いわけでもないのにすまんねと言う形で許された。

多忙になる

そして、入社当初は全然着信もかかってこなかった携帯にもどんどん連絡がくるようになり、幸いにも忙しくなっていった。

システム関連の製品を取り扱うとわかるかもしれないが、結構顧客からの問い合わせはわからない事だらけであり、それを調べたり聞くなりして対応していた。

製品担当者など、わかる人に電話したりして調べる事が多く、また電話コイツからかよって社内の人からは思われていたと思います笑

けど、私売れていたので、実績も伴ってたから大体の人は親切に対応をしてくれていたように思う。

信頼

やっぱり入社してから信頼を掴むのって大変なんですよね。
最初はうまくいきません。そんな簡単には売れないですから。

それでも信用を掴むには、言われた事をまずはきちんと対応したり、コツコツと活動を積み重ねて、コイツはなかなか仕事できる奴だなと認識される事が必要かと思っている。

私の場合は、計画をきちんと伝え、訪問先の選定もきちんと行いました。その中には今まで実績がなかった顧客も含まれていた。
そこは必ず新規で開拓をし、訪問した内容や進捗を報告する事を徹底して継続していった。

そして結果的に製品導入も行う事ができたので信頼と更には安心に繋がっていったのだと振り返っている。

エンジン全開

活動がどんどん結果に結びついていたので気持ちものっていた。
もう敵ははない。誰とでもやり合える。

上期でのハイライトは今まで一切取引がなかった施設で大型案件を受注する事ができた事だった。

一撃で1億5000万ぐらいの金額でしたが、きっちり受注できた。
この時の顧客であるK事務長からは本当に信頼をして頂き、私が今回所属した会社での最後の仕事の際にも受注をしてくれた。

「君じゃないと買ってないよ」と言われたのはやっぱり営業を今までやってきて本当に良かったと思えた。

戦略x行動=結果

これはいつも話しているのですが、結果ってのはこの式に当てはまると考えています。

転職したての頃は戦略が乏しいので、最初は行動量でそれをカバーする必要がある。
そして、行動を多くしている内に戦略面が整ってくる。

そうすると戦略部分(経験値)が高くなるので、行動量が多少下がっても安定して成果が出せます。もちろん行動量がキープできればより良い成果へと繋がると思います。

ある程度考えて動く事は大切ですが、やはり行動が何よりも大切だと思える。
これは今までの経験則ではありますが、遠回りが1番の近道と言われる所以かもしれません。

考えて動かないのでは何も動きません。
考えて動き、動きの中で修正していく。

たったこれだけだが、やっているかどうかで本当に大きな差に繋がるのです。

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