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Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話その10:自然に爽やかに

前回の話では、初の転職先に内定をもらったところまでを記載しました。

この初回転職が決まった時、自分はできる人間だ!と感じ、次の会社に向けて気分はスッキリしていた。

おもしろいもので、転職が決まると言うのは自分に自信がつくんですよね。

たった一回の転職が決まっただけで気持ちが盛り上がり、ここからまた稼いでやる!と思っていた。

Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話その10:自然に爽やかに

上司のトシさんに退職の旨を伝えた。

実は私の伝える少し前に1歳下の後輩が退職をしていた。連続して下から2人が退職ということで上司からはだいぶ渋られましたね。

上司の評価の中に部下の退職の評価などもあり、やはり退職されるとマイナスになるみたいです。

しかし、こちらも一度言ったことは変えられません。

引き留められましたが、お断りをしました。

一度辞めると言ったら、辞めた方がやはり良い

これは経験上、どれだけいい条件を出されても辞めた方が良いかと思います。

「給料アップするから残って欲しい」「良い待遇を用意するから」

などと言われる事があり、一見いいように見えますが、会社側からは疑いの目で見られ続ける事となります。

アイツは一度辞めると言った。だからまた同じく言い出すだろう。

アイツは本音では辞めたいんだ。だからやる気もなく、仕事のパフォーマンスも悪いだろう。

アイツは辞めると言って給料を上げたらしいよ。

など、色々な噂がついて回るのは間違いありません。

なので、基本的には辞めるとなった際には、一度言ったら振り返らずに退職をすることをお勧めします。

今の仕事が嫌で転職活動し、次の仕事に納得して退職するはずなので。

よくある嫌がらせ

上司:お前が辞めるのはいいが、引き継ぎとか色々とあるからすぐには無理だよ。

私:いえ、会社の規定に合わせて提出をしておりますので、そちらに関しては対応頂く必要があります。

上司:だから、引き継ぎとかはどうするんだ?

私:もちろん必要があれば行います。引き継ぎ業務を行うかどうかはそちらが決めて頂いて大丈夫です。難しいのであればこちらの予定表を参考にしてください。もしこれ以上承認が遅れるようであれば、直接状況を人事に相談させて頂きます。

と資料を作って退職交渉を行った。

結局は承認。

会社側は部長まで出てきて、最近安定して売れてきているし、これからなのにもったいないよ。

など、普段言われないことを色々と言われた。

そんなに辞められたくないなら最初から部下に対して、雑な対応するなよと思いましたが、そこは譲らず退職に向けて一直線でした。

引継の挨拶

色々なお客さんに挨拶をして回った。

基本的には応援してくれる方がほとんどで嬉しかったのを覚えています。

中にはダメと言う人もいました(笑)

前に書いた事故を救った奥様ですね。
素直に嬉しかったし、申し訳なかったとも思った。

一度退職した後に連絡を取り、転職する度に連絡をしていたのですが、連絡先が変わったのかいつしか繋がらなくなったのは残念であった。

その他のお客さんもみんな元気なのだろうかと近くを通る度に思い出します。

最初の仕事は個人がメインの顧客だったので、お客さんそれぞれへの思い入れが1番強いかもしれません。

辞めると決まった途端に売れる

これもまた不思議だったのですが、なぜか辞める間際で結構売れた。

いい意味で気が少し抜けたことによって、フラットな気持ちで対応ができていたからなんだろう。

本当に売れた。
これがいつもだったらありがたかったのに〜。
これが自分が3年間行ってきた積み重ねなんだと感じた。
辞める間際までしっかり受注をして退職した。

自分に色々な経験をさせてくれたお客さんに感謝して、できるところまできちんと対応しようと思っていました。感謝感謝の気持ちを持ちながらの退職でした。

自然に爽やかに

本当に変な力が抜けると急に売れるのだなと思いました。

これはいつもそうで、私は常にこの気持ちを大切に仕事をしています。

自然に爽やかに。

これを心がけることで良いコミュニケーションができます。

あとはいつも言っていますが、コツコツと。

気がつくと、とんでもないところへ到達している。
気がつくまでは大変ではあるが。

部下に対しても礼儀あり

ちなみに私には正式な部下ができたことがありません。

後輩は何人かいましたが、先輩風な対応をしたことはありませんでした。

自分がされて嫌な事は基本的には人にしないというのが自分の意識している事です。

子供の子育てでも同じことを言っています。

当たり前ですが部下は上司に気を使います。

私は、上司も部下に気を遣うべきだと思うのです。

上司になったからと言って、人が変わったように上からになる人がいます。

俺が上司だ。俺の為に働け。俺の指示に従え。

これでは部下からは信頼されません。

上司は部下をまとめるのが仕事です。
偉そうにするのが仕事ではありません。

活動を見ていてくれる上司

やはり自分の活動を見ていてくれる上司は信頼できます

あの件、うまくいってよかったね!

最近数字いいけど、活動は何をしているの?

など、気にかけてくれるのは嬉しいものです。

普段何も言わないのにうまく行った時だけ、「やってくれると思っていたよ!」と言うような人、何かミスをした時も「アイツのミスです」などと言う上司もいますが、人間性を疑うし、最悪ですよね。

残念なことにこのような上司が多いのが現実です。

このような人は更に上の上司からも気に入られる事に長けている人が多く、部下からの人望がない事が多いのも特徴です。

昇進するまでは上司に気に入られる事が必要となってくると思いますが、昇進した後に部下からの人望がないとどうなるでしょう?

このような人が常に同じポジションに長くいられるはずがありませんね。

自分が人にしたことは必ず自分に返ってきます。それは、いい事も悪い事も漏れなく。

まとめ

退職する時は辞めると言ったらきちんと退職した方が良い。

自然と爽やかにお客さんに対応ができると好結果も生まれやすい。

部下は上司に気を遣うが、上司も部下に気を遣う事が必要である。

チームをまとめるのが上司。偉そうにするのが上司ではない。

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