Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話その19:肌に合う
人生で3回目の転職を行った。
前回の転職の時には、もうしないと思っていた転職。
せっかく自信がついていた中で、本当の意味で営業という仕事も楽しくなってきて、顧客との信頼もできている時期での転職には迷いがあった。
本当に悩んだ転職であったが、転職してしまった物は仕方ない。
前を向いて次の仕事をしていこうと決めたのであった。
Fラン大卒陰キャな僕が有名外資系企業でトップセールスになった話その19:肌に合う
自分にとって4社目となる会社への入社。
前回の企業同様外資系の日本法人である。
入社後、1週間ぐらい本社で研修。
会社のシステムの事、製品に関する研修も行った。
ただ製品に関しては今回の企業はあまりにも多すぎるので、簡単に導入だけ行って、後は現場で業務を行いながら学んでほしいとの事だった。
前回と同じでどこもこんな感じなんだなと思った。
研修が終り、配属先の人と面通し。
ちょうど支店の人で飲んでるからとの事で合流した。
陰キャな感じ
同じ外資でも前職とは働いている人の雰囲気が違う事を感じた。
年齢も自分とはだいぶ離れた上司で、そこも前職とは大きく異なった。
前職はそこまで離れていなかったが、今回はだいぶ年配だった。
先輩というよりも、上司という方が近かった。
前職は全体的に年齢も比較的若く、ギラギラした人が多かった。
学生時代で言うクラスの中心的な感じの人達、いわゆる「陽キャ」と呼ばれる感じの人が多かったと思う。
この会社の人に驚いたのは、高学歴が多かった事である。
名の知れた大学出身が多かった。
また、総じて真面目な人が多く、実際に働いてみても本当に嫌な人っていうのが少なくて、精神的にも安定した気持ちで働く事ができた。
営業以外にもカスタマーサービスエンジニアの人や設計に関する人達と協力して仕事を進める会社だったのだが、みんな経歴がすごい。
英語は当然のようにできるし、無知な自分が恥ずかしいぐらいであった。
しかし、私の事をバカにするような人はおらず、色々と教えてほしいと言えば親切に教えてくれる人達で結構環境は良かった。
前職の辞め際の引き留めにあった際には、「お前次も外資に行くんだろ?かわいそうに。外資なんて頭ネジ一本外れてないと働けないぞ」と嫌味を言われましたが、おそらくこの前の会社の人達が少しおかしかったんだろうと理解した笑
実際にきちんとした会社で、同僚は同じ年齢ぐらいの人もいて、今でも仲良く連絡を取っています。とても良い思い出がある会社である事は間違いなく、今でもこの会社は素晴らしいと話しています。
唯一の不満は収入面でした。
人事に不満
配属され、今期の戦略会議となった際に、目標金額はベテランの方々と変わらない金額を売上目標とされた。
この時私は不信に思った。
と言うのも、
転職の採用の際に、
「以前は高い給与を提示し、そのプレッシャーに耐えられず退職する人が多かった。今は業界経験はあっても、領域未経験の方にはそこまで高い給与は提示せず、目標もあえて下げて提示する事で長く会社にいてもらうようにしている」
と人事から言われていたからです。
エージェントに連絡を
この状況を聞いた時に、エージェントに連絡をした。
「おそらく入社後に方針が変わったんだと思う」
と、言われました。呆れましたね。
今でも企業名と担当した人のメールが残っているので、本当は公開したいぐらいです。
そして、人事にも話をしました。
目標がベテランの方と変わらないと。
この人事からも同様に、「方針が変わったのかもしれない」と言われ、この人事に対しても不信感を抱きました。
ただ、すぐに辞めると言う事はできなかったので、上司に状況は報告しました。
流石に給与面までは営業部としてはいじる事ができないと言われ、さらに上の部長に掛け合ってみるとは言ってくれていた。
逆境で奮い立つ
しかし、私はこんな状況にも関わらず、未だかつてないぐらい闘志に火がつき、燃える怒りとやる気に満ち溢れていたのです。
「絶対にやる。というか、自分にならできる。」
なぜか入社してすぐにこの言葉が出てきた。
この会社での自分の働きは今でも濃いものであったと思っており、今後に大きく影響している。
以下がこれまでの所属先での自身のテーマ
こんな感じですね。
エージェントおよび人事にはご注意を
私は基本的にはエージェントの活用をオススメはしている。
なぜなら本来自分から探す必要のある求人を過去のキャリアと今後の希望を元に勝手に送ってきてくれるからである。
また、転職初心者には面接の対策もしてくれる為、活用するメリットが大きいからである。
しかし、彼らも成績が関わっている営業である事を忘れないようにしてほしい。
自分にとってメリットのあるキャリアになる提案をしてくれているか?
また、給与交渉を最終的行うのはあなた自身です。
納得する給与に達していない場合で特に年収が下がる場合には注意が必要です。
収入も下がり、キャリア形成も自分にとって満足できる内容で経験ができないと、どちらも取れずに損をする事になります。
私の場合、今回の転職で給与はめちゃくちゃ上がったわけではありませんでしたが、キャリア形成にはかなり好影響を与えてくれた。
ちなみに、現在も新しい職場への転職が決まっており、これから6社目に行くのですが、この4社目の経歴と成績で引き抜かれました。かと言って当時のエージェントと人事は許しません(笑)。
このように一見すると危うく失敗となるところでもあるので、ネガティブに捉える人もいるかもしれませんが、大体先に進んで悪かった事はないです。
その分新しい経験を得ればいいので。
転職当初は「やられた〜」と思いましたが、最終的にはこの会社で頑張った事で大成功する事ができたので、経由してよかったと思っている。
失敗から学び、成功に繋げる
私自身もそうですが、目の前に嫌な事が起きるのはしょっちゅうである。
ただ、それを引きずって行動ができないのはもったいない。
私も一見すると失敗というような状況は最初の転職先もこの前の転職先でも同じでした。
このような状況でも、今いる場所で自分ができることをやってみること。
これだけです。たったこれだけ。
これができなくて文句言うだけで何もしないで腐っているだけの人が非常に多い。
結果が出ていなくても頑張っている人と、そうでない人を見て、競合他社等からの引き抜きの声などかかる事などあるでしょうか?
今いる場所で頑張るだけで、次への道ができ始めます。
これはどこにいてもそうです。
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