MAYBE NAHOKO

物忘れの激しい40代兼業主婦。忘れ物が酷く学級裁判にかけられ死刑判決を下された事がある…

MAYBE NAHOKO

物忘れの激しい40代兼業主婦。忘れ物が酷く学級裁判にかけられ死刑判決を下された事がある。「この家事がイヤだ2020」https://twitter.com/sutekina_okusan

マガジン

  • 忘れ者

    備忘録ですが、書いてる内に目的を忘れる事が多い。

  • 短歌窟

    二十歳から断続的に続けていた短歌の収納庫。入選作も結構あるはずだが忘れてしまった。

最近の記事

忘れ者なので

二週間ほど忘れていました

    • 一人だけ囚人

      マンモス小学校の校長に氏名と顔をバッチリ覚えられるほど当時の自分は目立つ生徒だった。着ている服が変わっていたからだ。 小学校低学年時の服や下着はほぼ母の手作りだったのだが、かなり攻めたデザインの服を母は次々に縫い上げていた。なかでも「タケちゃんマン」のようなバルーン型キュロットパンツは履いて歩いているだけで「空飛べそう」と人々が話しかけてくる。煩わしかった。ちなみにその下に履いている下着には全て刺繍が施されており、身体測定の時に「ブタ」の刺繍に当たった時は羞恥心で気が狂いそ

      • 飯のような雪

        ある日、店主(配偶者)のスニーカーをしぶしぶ洗い、乾かし、いざ靴紐を通そうとした時「この家事イヤすぎる!」と脳内に原始の叫びがこだました。その瞬間あるツイッターアカウントの存在を思い出したのだった。 時は2015年。重篤なワンオペ状態にある家事の鬱憤を吐き出すためにこしらえた極私的しゃべり場アカウントだった。そういえばなんとなく更新しないままでいたがどうしたんだったかアレ。・・・と検索したところその存在が確認された。 「この家事がイヤだ2015」改め「この家事がイヤだ20

        • 先生の恋を忘れてあげた

          毎週水曜、しょっぱい顔をしたピアノの先生の傍ら、しどろもどろで不明な調べを奏でる。それが子供のころ通っていたピアノ教室お決まりの風景だった。そもそも何故ピアノを習いたいなどとせがんだのだろう?若くお金の無い親に買わせたピアノが心に重くのしかかる。あまりに軽率な9歳の頃の自分を呪った。 水曜、一度も練習せぬまま次のレッスンを迎える事が多かった。練習した風を装い、初見の楽譜を手がかりに演奏を試みる。が、先生には全てお見通しだった。毎レッスンごとにもう辞めたほうが良いのではと

        忘れ者なので

        マガジン

        • 忘れ者
          5本
        • 短歌窟
          13本

        記事

          Steven Seagal Runs Like a Girl:スティーブンセガールの女走り

          去年の夏から突然英会話に通い始めた。仕事で英語が必要なわけでもなく、海外を視野に入れ何かをするような野心がある訳ではない。ただ自宅の最寄駅に「早朝英会話教室」がある事を発見したのだ。一番早いクラスは朝6時半から、とある。 早起きする位なら二度と目覚めなくて結構、というほど早起きが嫌いな自分だが、約束があれば無理にでも起きるだろう。早起き生活に改める良い機会なのではないか。あわよくばついでに英語も習得できる。流石に6時半は狂っているので7時半からのクラスに勢いで申し込んだ。月

          Steven Seagal Runs Like a Girl:スティーブンセガールの女走り

          アニエス・ヴァルダの「幸福」を見ないで欲しい

          酒飲み家系なので諦めているのだが、ついついお酒を飲み過ぎてしまう。まして昨晩は名うての酒豪だらけの会だった。こちらも酒飲みとして向こうを張ったのか、全力で飲んでいる。楽しいのだが、ここまで飲んでしまうと翌日はまったく使い物にならないので終日布団で過ごすハメになってしまう。本やスマホを眺めることすら厳しい重度二日酔いで、では眠ってやり過ごせば良いのだが、気分が悪いのでうまく入眠できない。 今日は快晴。外からは子供達が遊ぶ声が聞こえてくる。色々な意味で眩しく目や耳が潰れそうだ。

          アニエス・ヴァルダの「幸福」を見ないで欲しい

          元彼に電話をかける事態を回避できず

          お決まりな話だが、スマホの置き場所を忘れがちだ。たいがい枕の下に敷かれていたり、冷蔵庫の中で冷えていたり、本の間でしおり代わりに挟まっている事が多い。ところが先週、それらホットスポットを隈なく探しても一向に見つからない。1時間程探して諦めた。近くの公民館に公衆電話があるので必要な連絡はそれを使えばいいだろう。夕方までに配偶者に確認しなくてはならない事があるので公衆電話に入り10円玉を入れたところで気が付いた。配偶者の携帯電話の番号がわからないのだ。家に戻りパソコンのアドレス帳

          元彼に電話をかける事態を回避できず

          「1971 命をかけた伝令」のようなものを観た気がする

          友人の間で「1917」という映画が非常に面白いと呟かれていた。あたかも自分が戦場にいるような臨場感に圧倒されるとの事だ。自分の中のベスト・オブ・戦場映画は長らく「プライベートライアン」なのだが、とうとうライアン越えか?また、あろうことか「パラサイト」よりこちらを見るべきという暴論まで飛び出す始末で、これを観ない訳にはいかない。 臨場感を楽しむには音と画質の良いIMAXレーザーで観るのが良いだろう。一般料金1900円にIMAXレーザー追加費用600円を加えて合計2500円。映

          「1971 命をかけた伝令」のようなものを観た気がする