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元彼に電話をかける事態を回避できず


お決まりな話だが、スマホの置き場所を忘れがちだ。たいがい枕の下に敷かれていたり、冷蔵庫の中で冷えていたり、本の間でしおり代わりに挟まっている事が多い。ところが先週、それらホットスポットを隈なく探しても一向に見つからない。1時間程探して諦めた。近くの公民館に公衆電話があるので必要な連絡はそれを使えばいいだろう。夕方までに配偶者に確認しなくてはならない事があるので公衆電話に入り10円玉を入れたところで気が付いた。配偶者の携帯電話の番号がわからないのだ。家に戻りパソコンのアドレス帳を探したが、余りに身近なのでわざわざ記しておく必要も無いからだろう。配偶者の名前が見当たらなかった。

その後、スマホが見つかり事なきを得たのだが、不測の事態の時これでは困ると思った。覚えている電話番号がまず実家。そして次に思い出せる番号が長く付き合っていた彼氏の番号なのだ。自分が若かった頃は携帯電話ではなく固定電話でいちいちプッシュボタンを押し電話をかけていたためこの様な事が起こる。しかしコレはマズくないか。

丸腰で不測の事態に遭遇した際、公衆電話で実家に電話をかけたは良いものの両親がイオンなどに出かけていて留守だったらどうする?元彼氏に電話をかけるのか?

まぁ、その彼とは今だに全然飲んだりするので問題無い気もするが、配偶者にとっては問題かもしれない。そこで配偶者のスマホ番号を暗記することにし、その日1日念仏のように電話番号を唱え続けた。

そして翌日。起きて番号を思い出そうとしてもやはり覚えていない。

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